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馬渕教室。高校受験(SSS・SSST)関連の質問まとめ。

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高校受験終了と共に馬渕教室の高校受験について、もう書くことはないだろうと思っていたけれど、今まで戴いた質問で多かった内容についてまとめておこうと思う。

馬渕教室についてブログに書くようになってからメールだのTwitterのDMなどで、ちょいちょい質問を戴いたのだけど、たぶん…それらの質問って他の保護者の方も聞きたいんじゃないか…と。

我が子を馬渕教室に通わせている親御さん達の御役に立てたらいいな…との期待を込めて。

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定期テストで点が取れない

このブログにも何度か書いた気がするけれど、馬渕教室と言っても「SSまでのクラス」と「SSS・SSSTクラス」では授業の進度も方向性も違っていて「もはや別の塾なのでは?」くらいの違いがある。

娘が馬渕教室に入塾した時はSクラスまでしかない校舎に通っていて、公開テストを経てSSSクラスに進級した。

Sクラスまでの校舎では定期テスト対策が手厚くて「ワークチェック」の時間を設けたり、テスト対策も丁寧に行ってくれていた。

ところがSSSクラスに進級したとたん、定期テスト対策の状況は一変。

そもそも論として。馬渕教室と言ってもSSS・SSSTクラスが設置されている校舎は限られているので電車や自動車で通塾してくる子が多く、出身中学校もバラエティに富んでいる。

一応、形式的に「テスト対策期間」ってのがあるけれど、事実上テスト対策なんて無いも同然。授業のペースが速いので、何なら「定期テスト期間中なにも通常授業があるし宿題もアホほど出る」みたいな状況になってしまう。

なので下のクラスから上がってきた子は高確率で定期テストの点数が取れなくなってしまう。娘も最初の定期テストでは大爆死状態だった。

娘の場合「ずっと大爆死」って訳ではなかったものの、それでも以前のように高得点は取れなくなった。「毎度95点以上取れていた科目が90点前半…何なら88点とか89点なんかもあるよ」みたいイメージ。

定期テストは闇雲に高得点にこだわるのではなく「評定で5が付けばいいんじゃね?」くらいの軽いノリでいた方が良いと思う。

そして言っちゃあなんだけどSSS・SSSTクラスの授業に在籍し続けて授業にしっかり付いていける子なら実力テストでは高得点が取れる。

それでもお子さんによっては定期テストの点が思うように取れなくて「馬渕教室に通っていないクラスメイトに負けるのが悔しいから馬渕教室辞めたい」みたいな事を言い出すケースもあると思う。

だけど「中学校の定期テストで98点とか100点を取れる子が実力テストでも同レベルで点数を取れるのか?」と言うと、これが意外と高得点が取れなかったりする。

馬渕教室に通うのであれば公開テストの偏差値が全てだし、公開テストの偏差値は高校受験を裏切らない。

部活との両立がキツイ

「部活との両立がキツイ」と言う質問については「ホントそれな!」って感じだった。

部活の熱心度にもよるので一概にどうのこうのは言えないけれど、そこそこ熱心な部活(運動部とか吹奏楽部とか)に在籍している場合、部活に100%突っ込んで両立させることは無理だと思う。

だからって「部活を辞めさせたら良いのでは?」って話ではない。

部活を辞めたからって勉強に全力投球出来る保証なんてどこにも無いし、そもそも、本人が部活を頑張りたいなら頑張ってもらうしかない。

「じゃあ具体的にどうするか?」って話だけど、そこは「どっちもほどほどに手を抜く」って事で調整するしかない。

馬渕の授業が大事な場面では部活をサボるのもアリたし、逆に部活の試合とか大事な練習がある時には馬渕を休むのもアリ。

塾は学校じゃないのだ。お金を払って通っている以上、生徒と保護者は「お客様」なのだから、塾を休むも行くも生徒と保護者の意向を優先させて何ら恥じることはない。

娘の場合、中3の夏に部活と馬渕の両立がキツくて「馬渕辞めさせてください」と言ってきた。その時は親の意見は一切入れずに「自分で決めなさい」と娘に言ったけれど、結局娘は馬渕教室を辞めず「部活を少しサボる」と言う方法を選んでいる。

部活も馬渕も100%全力で…なんて無理だと思う。どっちもほどほどに手を抜いて後悔のないようにして戴きたい。

英検2級取るのがシンドイ

馬渕教室のSSS・SSSTでは「四の五の言わずに英検2級を取ってこい」みたいな指導がされる。

大人は簡単に「英検2級を取れ」って言うけど、英検2級ってそもそも高校生範囲の英語なので、中学生に「取れ」って言うのが無茶振り過ぎる。

でも取らなきゃなんだよ。取るしか無い。

娘の場合、英検2級に4回落ちて5回目で合格している。一発合格する子もいるだろうけど、英検2級は簡単じゃない。

…とは言うものの「実のところ英検2級がなくても普通に合格するよね?」な説はある。実際、娘も得点開示をしたけれど英検2級がなくても天王寺高校に合格していたと思われる。

実際、北野高校の場合「英検2級を持っていたら保証されている以上の点数を取る」みたいな子も多いのだ。

「じゃあ英検2級なんて取らなくても良いのでは?」って話だけど英検2級の勉強の積み上げが英語力アップに繋がっている」って側面もあると思うし、そもそも「英検2級も取れない子が、バケモノみたいに英語出来る子達を相手に戦えるの?」って話。

英検2級は死ぬ気で取りに行くことをオススメする。

ただし文理学科のある高校でも下の方の高校だったら英検2級が無くても大丈夫だと思う。

志望校選びの基準はどうなってるの?

さて。中3の秋以降は「志望校の決定」が大問題になってくる。

もしかしたら学校でOKが出ても馬渕教室ではNOが出る…なんて事があるかも知れない。実際、娘は学校で「大丈夫ですよ」と言われたにも関わらず、最終的に志望校を変更している。

馬渕教室において志望校の決定で1番大事にされるのは公開テストの偏差値。

もちろん英検2級の有無と内申点も加味されるけれど、それでもやっぱり1番大事なのは公開テストの偏差値…って感じ。

そして、実のところ「校舎ごとに方針が違うのでは?」説は否定しない。

娘の校舎の先生は「落ちない受験」を大切にしている節があり特攻での受験を良しとしなかった。よほど本人と親が「落ちるの覚悟で受験したい」とゴリ押しすれば別だけど、基本的に安全策をすすめてきたように思う。

この辺の匙加減は校舎によって多少の違いがあるかも知れないけれど、そこは「自己責任で」としか言えない。

我が家の場合、娘は馬渕教室の先生が大好きで信頼していたので、受験校を変更することに関して異論はなかった。

塾弁ってどんな感じ?

「塾弁」と言うと中学受験のアイテム…って感じがするけど、高校受験でも登場する。

馬渕教室の場合「毎回、塾弁が必要です」みたいな感じではないけれど、3年生になると塾弁が必要なカリキュラムが組まれることが多々ある。夏休み以降は「ちょいちょい塾弁いるぞ」って覚悟が必要。

「いやいや。塾弁とか無理っす。うち共働き世帯だし」っと思っちゃうんだけど、安心して欲しい。やればやれる。やるしかない。

例えば…だけど、私の場合は朝の時点で中学校で食べる昼用のお弁当と馬渕で食べる塾弁の2つを用意していた。ちなみに塾弁は冷蔵庫に入れておいて、娘が学校から帰ってきて塾に行く前に塾弁を持っていく方式。

他にも「おにぎり等の軽食を用意しておいて塾に行く時に持って行って食べた後、帰宅して軽い夕食」みたいな感じで乗り切っているご家庭もあったし、そのあたりはご家庭ごとに試行錯誤するしかない。

ちなみに。「何も食べずに乗り切って帰宅してから夕食を食べる」って子もいたらしい。

1人1人、ベストの形は違うと思うので「我が子にとってどんな形がベストなのか?」を探究して戴きたい。

最後に

馬渕教室には信じられないレベルで頭が良い子がワンサカいるし、鬼のように宿題が出るしで、お子さん達は「馬渕教室に通い続けている」ってだけでも充分凄いと思う。

しかも親には重課金とスケジュール管理が課せられる。

馬渕教室は決して万人向けの塾じゃないけど「それでも頑張りたい」って子には良い塾だと思う。少なくとも私の娘には合っていたし通わせて良かったと心から思っている。

この記録が少しでも馬渕教室に通うお子さんと保護者の方の御役に立てたら嬉しい。

↓馬渕教室に関する日記(最新の内容が上になります)
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