読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

馬渕教室・高校受験コースの入塾タイミング等(北野・天王寺を目指す前提で)

娘が馬渕教室に通塾をスタートして以来、なんとなく馬渕ネタが増えてきたら馬渕教室についての質問を戴くことが増えてきました。

馬渕教室にかかる費用だのスケジュールだのについては、日記の中で出来るだけ丁寧に説明するようにしていたけれど、私的には想像もしなかった質問が飛んでくるようになったため、まとめて書いてみたいと思います。

スポンサーリンク

馬渕教室の入塾タイミング

娘は中学1年生の1月に公開テストを受けて、2月に新中2生として入塾しました。

SSSクラスに上がったのは中2の4月。SSSTに進級したのは中2の9月。言うなれば「遅れてきた馬渕生」で生粋の馬渕っ子ではありません。

「北野を目指すなら小学生から馬渕教室に通った方が良いですか?」みたいな質問が多いのですが、娘の場合、小学生の時はガチガチの体操女子でしたし、体操を辞めてからの1年間は楽しくミュージカル教室に通っていて、馬渕教室とはまったく縁がありませんでした。

ちなみに小6から中1の1月までは地元のふんわりした塾に通っていました。

馬渕教室にお世話になったおきながら書ける話ではないのですが…中学受験をするのでなければ、小学生の頃から馬渕教室に行く必要は無いと思います。

小学生の頃から馬渕教室に通っていても、中学生以降に後からきた子にゴリゴリと追い越されていく例は掃いて捨てるほどあります。

また小学生の頃からゴリゴリと馬渕教室で鍛えた上で微妙に成績がパッとしない…なんて事になった場合、本人のストレスは凄いのではないかと推察されます。

娘の学校に小学生から馬渕教室に通っているHクラスの男子生徒は「コイツ馬渕に通ってるくせに、○○に成績負けてるやん」とイジられがちで、「何も知らないくせに言うなって話だよ」と娘がプリプリ怒っていました。

本当のところ馬渕教室のHクラス(最下クラス)と言っても3番手4番手の高校には進学するのですから、Hクラスの子達よりも遥かに勉強の出来ない子からどうのこうの言われる筋合いは無いんですよね。

……本当に「お前が言うなよ」って話です。

馬渕教室のシステムは大変分かりやすくて「偏差値の高い人間が正義」って感じなので、娘自身、いつまでSSSTにいられるかどうかは分かりません。

成績が下がったら平気でクラス落ちします。(クラス分けシステムはこんな感じ

小学生から先んじて入ったからと言って有利って訳じゃないですよ…ってことは強く言いっておきます。小学生のうちは公文だの、地元のふんわりした塾で十分だと思います。

お子さん自身が入塾したいと望むのでない限り、親が先走っちゃうのは危険です。

入塾は中3からでもアリですか?

「小学生から馬渕教室に入らなくても良いですよ」とは言ったものの「じゃあ、中3から入って北野を目指すのはアリですか?」と聞かれたら「お子さんが超天才でない限り、中3からでは無理ですよ」と言わざるを得ません。

娘の場合、馬渕教室のSSSに入ったのは中2の4月。SSS&SSSTのカリキュラムのスタートから2ヶ月遅れでSSSに入りました。

「2ヶ月の遅れを取り戻すのは地獄だった」と、娘談。

馬渕教室は北野、天王寺の合格者を大量生産しているイメージがありますが、実のところ北野と天王寺合格するには「SSS&SSSTクラス」に在籍しておく必要があります。

SSSとSSSTはクラスこそ別れているものの同じカリキュラムで進んでいくのに対して、SS以下のクラスになるとテキストも指導方針も全く違います。

「SSS&SSSTクラス」は中2の2月にスタートして、爆速で中学過程を駆け抜けます。

一般的な塾や馬渕教室にのSS以下のクラスでは、春休みや夏休みは「春休み講習テキスト」等が配られますが「SSS&SSSTクラス」にはそれがありません。

なので意外ですが馬渕教室の春期講習や夏期講習は「SSS&SSSTクラス」はテキスト代が必要ない分、SS以下のクラスよりもお安くなってます。

馬渕教室の「SSS&SSSTクラス」は北野、天王寺をはじめとする文理上位校で出題される大阪府公立高校入試C問題に対応できる力を養うカリキュラムを2年間で行う…って感じなのです。

同じ馬渕教室と言っても「SSS&SSSTクラス」と「SS以下のクラス」は別の塾だと思ってください。

正直、お子さんが天才的に頭が良くて「馬渕教室行かなくても北野とか余裕ですが?」みたいなタイプなら、入塾のタイミングなんていつでも良いかと思います。

だけど「うちの子、まあまあ賢いんですよね」くらいなら、遅くても中1の秋から冬までに公開テストを受けて、新中2がスタートする時に(中1の2月)までに「SSS&SSST」に入る資格を得ておくことを猛烈にオススメします。

もちろん、お子さんにガッツがあって「授業の遅れなんて平気で取り戻せるぜ」みたいなタイプであるなら、どのタイミングで入塾しても問題ありません。

実際、娘より後から来て知れっとSSSTにいて好成績をキープしている…なんてお子さんもおられます。

部活との両立について

お問い合わせで多いのが「部活と両立できますか?」みたいな内容です。

これについては究極「人によります」としか言えないのですが、娘から伝え聞く情報でお伝えさせて戴きます。

校舎やクラスによるかとは思うのだけど、馬渕教室SSSTに在籍している子達って、意外とちゃんと部活やってるみたいです。

運動部も多いし、文化部にしても吹奏楽部の子もいます。部活に入っていなくてもガチガチの習い事勢(ピアノとかバレエのコンクールに出ちゃうタイプ)もいます。娘自身も運動部に所属しています。

「それってキツくないですか?」と聞かれたら「キツイと思いますよ」としか言えません。

……だけど冷静になって考えてみてください。

良し悪しはさておき。北野高校の合格者の90%は馬渕教室生って現実があるんですよね。

北野高校合格者は心技体を兼ね備えて「中学時代、部活もゴリゴリやってたけど勉強もやってましたが、それが何か?」ってノリの化け物のような高校生が沢山いるってことです。

もちろん「勉強以外のことはイマイチです」って子もいるとは思うのですが、馬渕教室に入塾してトップ校を目指す子達って、こっちがドン引きするほどガッツがあります。

高校生活をそんな化け物達と共に過ごすことになるのだと想定すれば、部活と塾の両立云々…なんて眠たいことを考えている場合ではないのです。

とりあえず、やってみてダメならその時に別の方法を考えてみようかな…ってスタンスでも良いとか思います。

電車通塾への不安

馬渕教室に入塾してSSS以上のクラスに通うとなると、電車通塾をしなければならない人が多いではないでしょうか?

馬渕教室って大阪の各地に校舎がありますが、SSSやSSSTクラスの設置は限られた校舎だけなんですよね。

「たまたま自宅最寄りの馬渕教室にSSSTがありました」みたいなケースもありますが、それはむしろラッキーなパターンです。

娘も電車で通塾しています。

  • 今まで1人で電車に乗ったことがないから心配で…
  • うちは女の子だから夕方以降1人で電車に乗せるのは不安…

……そのお気持ち痛いほど分かります。

娘の場合、体操ガチ勢だった頃に「電車で習い事に通わせる」って経験をしているので電車通塾に対して不安はありませんでした。

ですが体操教室時代、はじめて1人で電車に乗せて練習に通わせる時は不安で仕方がありませんでした。

その時に体操教室の先輩ママに言われた言葉をあなたに贈ります。

「本気で取り組みたいんでしょ? 小学生、中学生で1時間以上電車に乗って通ってくる子なんてワンサカするよ。他の子が出来るのに、どうして我が子が出来ないと思うの?」

……ホントそれです。

よくよく考えてみれば小学校をお受験するような子達は小学生で電車乗ってるんですよね。中学生に出来ないはずはないんです。

どんなに大事に育ててきたとしても、いつかは子どもの手を離さなきゃならない訳で、それがほんの少し早まっただけ…って話なんです。

馬渕教室のSSS&SSSTクラスには電車通塾してる子がたくさんいます。お子さんはその中の1人になるだけで特別なことではありません。

過密スケジュール対策について

部活との両立の話と似ているのだけど「5教科受講(週4日)で電車通塾となるとスケジュールが大変なんでずか…」みたいな心配をされる方も多く、その類の質問もよく受けます、

……それについてはホント大変です。マジで地獄です

以前の日記にスケジュール的な部分は詳しく書かせて戴きましたが、これはあくまで一例に過ぎません。

自宅から塾までの距離、両親の勤務状況(両親共フルタイムなのか、母が専業主婦なのか、パート主婦なのか)によって大変さは違ってくるかと思うのですが、北野とか天王寺に行きたいなら、四の五の言わずにやるしかありません。

親が先走って「努力しなくて良い理由」を探しちゃダメなんです。

例えば夕食を食べさせて塾に出すことが出来ないなら、軽食を用意しておくとか、やり方は色々あると思います。

私の場合、パートの帰りが遅くなる日は出勤前に夕食の用意をして「チンして食べて」と置いていきます。

子どもに温かい食事をパーフェクトに用意する必要なんてありません。できる範囲で「どんな風に生活したら過密スケジュールをこなしていけるのか?」ってことを考えてみてください。

我が家も最初から馬渕教室に合わせた生活ペースを作れた訳じゃありませんでした。1年やってみて、ようやく軌道に乗ったかな…くらいのペースです。

先輩風ピューピューで申し訳ありません

……と。ここまで書いてみた訳ですが、先輩風ピューピューで申し訳ありません。

馬渕教室って、やたら実績を残しているだけに親としては妙に期待しちゃうんですよね。そして巷の噂で色々聞く訳ですよ。

…これらは全て「その通り」としか言いようがありません。

ただし「スパルタ的」と言うのであれば、馬渕教室以上に授業時間が多い塾は山ほどあります。例に出すと私は能開センターの予定を見て卒倒しそうになりました。能開センターの拘束時間は馬渕教室の比ではありません。

「馬渕教室に通わせたら良い高校に行ける」なんて幻想です。

「そこそこ地頭が良くて努力が出来る子で、かつ手厚く親のサポートを受けられる子が馬渕教室に通ったら良い高校に行ける」が正解です。

私感でしかありませんが『二月の勝者』に出てくるこのページを読んでグッとくるお子さんなら、馬渕教室に通ってみるのはアリかと思います。

2月の勝者(2)より引用

2月の勝者(2)より引用

馬渕教室に通って北野、天王寺を目指す…となると『中学受験ほどの大変さはない…とは言うものの、費用と親のサポート。

そして何より本人のやる気とガッツが必要です。

ですが、それでもなおお子さんが「やりたい」と望むのであれば、やらない理由はありません。

……現場からは以上です。心からご健闘をお祈りします!

↓馬渕教室に関する日記(最新の内容が上になります)

 

 

 

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
勉強
スポンサーリンク
白い木蓮の花の下で
タイトルとURLをコピーしました