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馬渕教室に言われるがまま私立併願を2校受験させてみて。

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馬渕教室の高校受験コースでは公立高校を第一志望にしている場合、私立の併願校を2校受験するよう猛烈に推してくる。

大阪府で私立高校を専願で受験しない中学生の多くは公立高校(本命)と私立1校(併願)の2校を受験する。「もし本命の公立高校が不合格でも併願私立に合格してたら安心ですよね~」って話。これは分かる。

だけど馬渕教室に通っている中学生は公立高校(本命)と私立(京阪神日程)と私立(奈良日程)の2校の併願で合計3つの高校を受験する。

正直、私は「私立併願校は1つで十分なのでは?」と思っていた。

だけど娘が最初に受験しようと思っていた西大和学園は奈良県ではあるものの、電車の経路を考えると通学圏内。本命に不合格だった場合「併願校を選べるのは良いかな」と思ってた。

ところが…11月の面談で「偏差値的に厳しいので西大和学園から帝塚山に変更した方が良い」と言われた。

帝塚山は我が家から行くには猛烈に面倒くさい場所。もし合格したとしても絶対に通わない学校って感じ。しかも唐突に変更を打診されたので学校見学にも行っていなかった。(後日、駆け込みで入試説明会に参加した

合格しても通う気がなく、学校見学にも行かない学校を受験する必要なんてあるの?

私は「奈良日程を受けずに併願は四天王寺1校だけで良いですか?」と申し出てみたものの「私立併願を1校しか受験しないとか、あり得ないですよ!」と言われてしまった。

「塾側も合格実績を伸ばしたいんだろうな…まぁ、ここまで指導してくれているのだし、お付き合いするか」と娘も2校私立併願校を受験した訳だけど、実際に受験させるまでは「馬渕教室の顔を立てて2校受験させる」と思っていた。

だけど、実際に私立併願を2校(四天王寺帝塚山)を受験させてみて考えが変わった…と言うか「私立併願校を2校受験する意味」を実感させられた。

私立併願校を2校受験するとなると、赤本(過去問)を解くにしても「5教科5年分×2」の労力が必要になる。要するに受験問題50セットってことだ。しかも私立高校は学校によって問題傾向が違うので、それぞれの問題に対して柔軟に対応していかなければない。

過去問を仕上げるのも大変な上に、そもそもとして受験スケジュールもけっこうキツイ。1週間のうちに奈良私立→合格発表→大阪私立→合格発表…と続くので、心身ともクタクタになる。

…とは言うものの。人間って生き物は案外「やればやれる」らしくて、娘もどうにかこなしてくれた。

そして、2校の受験が終わった後で娘に感想を聞いてみた。

娘は問題の傾向がどうだとか、帝塚山より四天王寺の方が全般的に難しかったとか、今年は例年の過去問に較べてどうだったとか、語ること語ること。「早口で自分の趣味について熱っぽく語るヲタク」くらいの勢いで、なんだか、こっちが引いちゃうレベルで熱っぽかった。

受験問題について早口で語る娘を見ていて「この子はシンドイとかキツイとか言いながらも真剣に受験問題に取り組んでいたんだな」と思った。そして、娘はどこか受験を楽しんでいるような印象さえ受けた。

娘の話を聞いてはじめて「私立併願校を2校受ける意味…ってこういう事だったんだな」と感じた。

私立併願校を2校受験するにあたって娘が取り組んだことは確実に娘の力になっている。勉強面もそうだし、体調やメンタルの持って行き方もそうだ。私立併願校を2校受験したことで娘は確実に成長した。

馬渕教室…私立併願校2校受けるように推してくれてありがとう。「合格実績を上げるために私立併願2校受験させるんだな」と思ったりして正直スマンかった!

私立受験について語りまくる娘に「大変だったけれど、私立併願2つ受けて良かったね」とシミジミ言う私に娘は言った。

「何でも練習は必要なんだよ。だって私、帝塚山の時はスマホもICOCAも落として帰ってきたけど、四天王寺の時は何も落とさずにちゃんと帰ってきたもんね(ドヤァァァ)。やっぱり経験するって大事だよね!」

ドヤるとこちゃう

ドヤるとこちゃう

それはそれとして。「本番を2回経験する」ってだけでも価値があるのかも知れない。娘のようにスマホとICOCAを落としてくる子なんて、そうそういないと思われるけど、娘が納得してるなら良いんだろうなぁ(遠い目)

なんかこぅ…微妙にピントがズレている気がしなくもないけど、とりあえず本番の公立高校入試では無事に行って帰ってきて欲しい。続きを読む→馬渕教室。高校受験コース。中3SSS。1年間の費用合計。

↓馬渕教室に関する日記(最新の内容が上になります)

 

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