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大阪府の高校授業料無償化について思うこと(その2)

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前回は「高校授業料無償化にまつわる私立高校のこと」をメインに書いたけれど、今回は現役公立高校生の親として感じることなど。

娘は大阪府立天王寺高等学校に通っている。天王寺高等学校は北野高等学校に次ぐ大阪ナンバー2の進学校。

天王寺高校は公立だけど娘を通わせてみて経済力のあるご家庭が多いな…って印象を受けた。習い事とか遊びの感覚とか持ち物とかそういうところ。

娘の友達の話を聞くにつてけお金のかかる習い事(バレエとか本気のピアノとかバイオリンとか外部スポーツクラブとか)をガチでやっていた率がやたら高いし、家族旅行等の話を聞いても何げに豪勢だったりする。

そして彼らの出身塾にも注目したい。娘の通っている天王寺高校の場合、半数弱の生徒が月謝が高いと評判の馬渕教室の出身。三国丘も似たような状況。

大阪最強の公立高校、北野高等学校に至っては合格者の9割が馬渕教室の出身者と言うから恐れ入る。

何が言いたいかと言うと。大阪で偏差値が高い高校は「高い授業料を払える家庭の子ども達でガッチリ固められているんですよ」ってこと。

ちなみに。娘は中2、中3の2年間馬渕教室に通っていたけれど2年間で150万円ほど支払っている。中1の授業料が分からないので何とも言い難いけれど馬渕教室に通うなら3年間で200万円以上は必要だと想定出来る。

もちろん塾なしで頑張った強者もいるけれど馬渕教室のブーストをかけて突破した率がやたら高いし、何ならそこには馬渕教室以外のお高い塾(浜学園とか能開センター等の有名塾)に通っていた子だっている。

私は娘を馬渕教室に通わせて良かったと思っているし馬渕教室には感謝しているものの、俯瞰して考えるとコレって異様な状況だと思う。

公立高校なのに公立中学の授業だけでは入試が突破できないシステムってどうなんだろう?

「塾なんて行かなくても受験は突破できる」と言う人も多いし、実際に塾無しで突破している子がいるのも事実だけど、数字は嘘をつかない。公立上位校の馬渕教室出身者占有率は異常事態。(文理学科でも偏差値低めなら塾無し率は上がる)

教育の世界も格差社会が加速しているな…としみじみ思う。

「はいはい。自慢乙。自分ちは高い塾に子どもを通わせられるってことですね」って言われそうだけど、それは違う。我が家は1人娘の教育費に家計を全振りしているから馬渕教室に通わせることが出来ただけ。

我が家は現在50年越えの狭小住宅で暮らしていて自家用車も持っていない。住宅ローンは前倒しで払い切っているので無借金経営でやりくりしている。

もし我が家が「新築一戸建て3LDKを4000万で購入して住宅ローンはボーナス払い込みの35年。新車ワンボックスカーを所持していて車も全額ローン払い」みたいな生活をしていたら、娘を馬渕教室に通わせた上で将来的に奨学金無しで4年生大学に進学させるなんて絶対に無理だ。

授業料無償化は子を持つ親にとってありがたいのも本当だけど大阪で子に高い教育を受けさせたいと思うなら、金銭的に豊かなな家庭か我が家のように「教育費全振り」みたいな家庭で無ければ難しいのが現状なのだと思うと「授業料無償化も良いけど、もっと根本的にやる事があるのでは?」と思ったりする。

他地方の人からは「大阪って高校の授業料が無料でいいね」と言われるけれど、ちょっと独特と言うか普通じゃないところがある。

私は政治家じゃないし教育の専門家でもないので大きなことは言えないけれど「なんかちょっと変だよね?」とは思っているし、これから先の子ども達が豊かな教育を受けられるシステムが作られる事を願っている。

↓馬渕教室に関する日記(最新の内容が上になります)

 

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