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四月馬鹿の哀しみ。

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数年ぶりにエイプリルフールで騙された。

面白味のない人間だと思われてしまいそうだけど、私はエイプリルフールが嫌いだ。企業などが一発で嘘と分かる面白企画をするのは許容できるけれど、一般人のつく嘘で楽しめことは1度もない。

かなり前にも「エイプリルフールが嫌い」って話を日記に書いたことがあるけど、身近な人から嘘をつかれたせ心底ガッカリする。たぶん…だけど、私の場合は嘘を仕掛けてくる人が身近な人だから騙されるのだ。

例えば…だけど、私は詐欺や宗教に引っ掛かった事は1度もない。むしろキャッチセールスに引っ掛かった友人を引きずって帰って事があるくらいには「騙される」ってことに慎重なタイプなのだ。

それなのに過去に2度ほど「結婚します」のネタに騙されている。騙した人に悪意は無かっただろうけれど、私は心底「おめでとう。良かったね。私も何かお祝いしたい」とお祝いの言葉を送ったところ「ゴメン。嘘でした。まさか引っ掛かる人がいるとは思わなかった」と言われた。

いや…そりゃあ日頃から親しくしている人から幸せな報告聞いたら、光の速さで普通は素直に喜ぶでしょ?

それはそれとして。流石に私も2度、騙されてからは「4月1日は恋人出来た報や結婚報告に気をつけよう」と心に誓った。だけどそれ以降は結婚報告をしてくる人がいなかったし、私も私の友人達もそんな報告してキャッキャする年齢でもなくなってしまった。

そして今年の4月1日。私、51歳の春のこと。webで知り合った人の嬉しい報告に対して、光の速さで「おめでとうございます!」とお祝いの言葉を送ったところ「嘘でした」と言われてしまった。そして今回も「まさか引っ掛かる人がいるとは思わなかった」と言われてしまった。

いや…そりゃ親しい人の幸せは単純に喜ぶでしょ? しかも日頃からその人が願っていた夢が叶った…って報告だったのだもの。確かに今回も性質の悪い報告ではなかった。プライベートの事でさえなく、あくまでも「ゲームをプレイしていて、ずっと望んでいた物が出た」みたいな話だったけれど。

私には四月馬鹿で幸せ報告系の嘘つく人達の気持ちが全く理解できない。

そんなに怒るような事ではないと理解している。過去2回騙された「結婚しました報告」だって、今回の件にしても人を貶めるタイプの嘘じゃない。むしろ「微笑ましいエイプリルフールの遊び」と言ってもいい。

それで騙された人間はちょっぴり傷つく。51歳のおばさんになっても騙されると嫌な気持ちになるものだ。世の中の人って親しい人達に対しても騙されないように慎重に構えているんだろうか? 私にはとても出来そうにない。

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日記
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