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三月一日、春一番。

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今年の冬は例年以上に寒さが厳しかったけれど、昨日は大阪に春一番が吹いた。

春一番と言うと昭和生まれの人間は「春一番って言うと…キャンディーズ?」みたいな感じじゃないかと思うのだけど、今年の春一番はキャンディーズの歌の歌詞のような感じではなかった。

春一番と言うよりも、春の嵐って感じ。春一番って、けっこう強風の年もあるけれど、今年の春一番は台風のような勢いだった。

実際、大阪府は早朝、暴風警報が出ていたのだ。「もしかしたら学校休みになる流れ?」と心配していたものの、娘が登校する頃には暴風警報は解除されいた。

関西では今でも年配の人達は「三月に入って暖かくなったと油断してはいけない。暖かくなるのはお水取りが終わってから」と言うし、そうでなくても「暑さ寒さも彼岸まで」と言う言葉があるので春一番が吹いたからと言って「春が来た!」と喜ぶのはまだ早いのかも知れない。

だけど、今年の冬は飛び切り寒かったものだから「ああ…これで暖かい春がやって来るんだ…」と身体の奥から喜びが込み上げてくるのを押さえ切れないでいる。

実際、まだ寒い日はあるだろうけど、大阪の場合は流石に雪が積もったり氷が張ったりするような事にはないだろう。

寒さがピークの時は「生きているだけで疲れる」って感じだった。

実生活だけでなく、Twitterを眺めていても私がフォローしている人達は日常生活をTweetする人が少なくて、一時期は機会的にTweetを流すbotと出版社のTweetしか流れてこなかった。

みなさん、生きるのに精一杯だったんじゃないかな…と勝手に思っている。

春の到来にワクワクしている訳だけど、専業主婦で家にいると個人的な変化はほとんどない。家事をして、家族の用事をこなして、パソコンで作業して…と季節感なんてまったくない。

暑かろうが寒かろうが私の暮らしは変わらないのだけど、それでも「春が来た!」と思うだけで嬉しい気持ちになってしまうから不思議だ。

もうすぐ白い木蓮の花も咲くだろう。

寒いと身体だけでなく、気持ち的な部分でも縮こまってしまっていたところがあると思う。冬は終わっていくのだもの。気持ちを切り替えて心身ともに元気に過ごしたいな…と思う。

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日記
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