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運が良いとか悪いとか。

斜め向いのお宅の息子さんが中学校を卒業された。

奥さんから「今の卒業式って凄いよ! 私達の時とは全然雰囲気が違ってて吃驚した」と話を聞かされたのだけど、なるほど私達の時とは様子が違うようだ。

中学校の先生方に「熱い人」が多かったせいか、卒業式では生徒も先生も大号泣だったらしい。

まぁ、確かに分からなくはない。近所を歩いている中学校達を見てもパッと見だと「不良」とか「ヤンキー」と言われるような子はほとんどいない。良く言えば真面目な子達。悪く言えば幼い。

私の娘はまだ小学生だけど、小学生の先生方も私の頃よりも熱心な気がする。親の私の方が「えっ? そこまで気を使っていただけるのですか? なんだか恐縮です」と思ってしまうほど。

もちろん、それは「一面」でしかないって事くらい私にも分かっている。

イジメも不登校もあるだろうし「妊娠しちゃって大変」なんて事もあるだろう。警察のお世話になる子だっていると思う。とは言うものの全体的に見ると私が住んでいる地域の公立小中学校の先生方は熱心な人が多いのは事実だ。

斜め向かいの奥さんと話をしていて「川崎市で殺された男の子も、この学区に引越てたらあんな事にはならなかっただろうにね」と話をした。

中学から転入してきた離島育ちの子……となれば、恐らくシッカリした担任のクラスに入れられるだろうし、クラブ活動に来なくなったり、不登校になったりしたら、親も子もウルサイくらいに指導が入るだろう。

あの子は運が悪かった。親でも、先生でも、近所のおじさん・おばさんでも誰でもいい。しっかりした大人がいてくれたら、あんな事にはならなかったのではないかと思うと不憫でならない。

「人間は努力したらなんだって出来る」と言わうけれど、努力だけではどうにも出来ない事ってあると思う。「運が良い」とか「運が悪い」とか、そう言う事ってあると思う。

「努力しないと運はついてこない」とも言われるし、それも一理あるけれど、中にはどうしようもない事だってあるのだ。世の中は不平等に出来ていて、割りを食う人間が必ず出てくる。

……と分かっちゃいるけど、やっぱり切ない。

私は自分と自分の家族を守るだけで精一杯で「子どもたちが幸せに暮らせる社会を作りたいと思います!」なんて大それた事はとても言えない。

だけど出来るだけ良い大人でありたいと思うし、子どもを導く大人でいたいと思う。娘だけでなく、娘の友達や地域の子どもたちに対しても。

「良い大人でいたい」と言うよりも「哀しい事件は見聞きしたくない」って事だ。突き詰めていくと私は私が1番大事って話。若い子達の未来は明るいものであって欲しいと願わずにはいられない。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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