馬渕教室。高校受験のクラス分け

関西ではイケイケの進学塾である馬渕教室。「うちの子、馬渕に入れたら成績良くなるのかしら？」と思っている保護者の方は多いと思います。

だけど風のうわさに届く「馬渕は高いよ」の噂。そして「そもそも入るの難しいらしいよ」の噂。馬渕教室について「知りたいこと」って、けっこうあるかと思うのですが、馬渕のHPをチェックしても塾の費用等、本当に知りたいことは書いていないんですよね。

今回は馬渕教室（高校受験）のクラス分けシステムについてご紹介します。なお2021年3月現在の情報だ…ってことをご了承ください。

馬渕教室のクラス分け

馬渕教室のクラス分けは公開テストが基準になります。

「馬渕って賢い子しかいかない塾なんじゃないの？」って思っておられる方が多いのですが、高校受験コースの場合、実はそうでもありません。

一応、入塾テストはあります。そしてザックリ言うとクラスの中でも「平均よりも下」のお子さんの場合断られる可能性がありますが「自慢じゃないけど、うちの子まあまあ賢いです」ってお子さんの場合は普通に入塾出来ます。

ただし厳密にクラス分けが実施されていて、馬渕教室が売りにしている「北野高校・天王寺高校」に合格出来る塾生は馬渕教室の中でも一握りの精鋭達。

精鋭達は府内（県内）の一部の教室でしか開講されていない上位クラスに集められます。

馬渕教室のクラス分のイメージはザックリとこんな感じ。HクラスからSSクラスまでの分類（目指す高校）については、教室によって異なるようですが「HからSＳまで」のクラスと「SSSとSSST」は別物だと考えください。

「馬渕教室に興味があるなぁ」って感じの一般の人が抱く「馬渕は凄いらしい」の凄い塾生は「SSSとSSST」にクラスに集められます。

馬渕教室のクラス分けは年に6回ある「公開テスト」の偏差値で決定します。

この公開テストは入塾テストも兼ねていて塾外の人も受験出来ますし、なんなら馬渕に入塾する気がないけど「腕試しに受けたい」って人も受験出来ます。

ちなみに娘は「腕試しに受けたい」と言って受験して、そのまま入塾することになりました。公開テストでそこそこの成績を取ると確実に入塾の声がかかります。

クラス替えは直前2回の公開テストの偏差値で決まります。

SSSにしてもSSSTにしても偏差値だけで言うと「そんなに凄い…って訳じゃないよね？」って思ってしまいがちな数字ですが、馬渕の公開テストは五木の模試よりも難しいので、一般的な偏差値の感覚とはちょっと違うかもです。

そしてSSSもSSSTも数字だけ偏差値が低めでもOKになっているのは「数字の問題が難しいから」に他なりません。