「さ」の作家

『ホテルローヤル』で直木賞受賞後、小説家として脂ノリノリな印象のある桜木紫乃。 新しい作品が出れば気になるし、読んでいな...

本を読むにもその作品によってしっくりとくる季節があって、佐々木丸美の作品は断然冬に読むものだと思う。 作者はすでに故人な...

朝日小学生新聞の連載をまとめた作品。 児童書だけど娘ではなく夫と私が読むために図書館で借りてきた。夫はアーケードのクイズ...

凄く面白かった。今年読んだ本の中で間違いなくベスト３に入るほどに。 人生に行き詰まった中年女性が作家デピューするまでの経...

題名に惹かれて手に取った。切れっ切れでグッとくる題名だと思う。 しかし最初に断っておく。私は40代の正直者なのでこの作品...

『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』は巷で大変評判が良いので読んでみた。 本の内容は題名が全てと言って良い...

北海道を舞台にしたミステリ作品。80歳になる元タクシー運転手の殺人事件にまつわる物語。 殺人事件を追うことで様々な人間の...

完全にジャケ借り。この表紙、インパクトあり過ぎだ。 関西に住んでいると肉と言えば牛肉なんだけど、関東では豚肉とのこと。 ...

題名になっている刑罰0号とは死刑に代わる制度として考案されたシステム。 被害者の最期の記憶を取り出して、加害者へ移植する...

夏はホラーと成長小説が読みたくなる。 ホラーにしても成長小説にしても普段は凄く好き…って訳ではないけれど、日本の夏はホラ...

最近、夏の疲れで心身共グダグダだったのだけど、あまりにも面白くてイッキ読みしてしまった。 今年（2016年）に読んだ本の...

現代の小説において「じいさん」と「ばあさん」は黄金アイテムだと思う。 世の中、なんだかんだ言って自分の祖父母が好きな人っ...

酒井順子と言えば『負け犬の遠吠え』を思い浮かべる人が多いと思うのだけど、私もその中の1人。 『負け犬の遠吠え』では独身女...

最近、身も心も夏バテ気味だったので「軽い物が読みたい」「楽しい物が読みたい」と手に取ったエッセイ集。 予備知識無しで「佐...

斉木香津は初挑戦の作家さん。 図書館の『新刊コーナー』飾られてあった表紙に惚れて手に取った。ジャケ買いならぬ、ジャケ借り...

『100万回生きたねこ』の作者、佐野洋子の子育てエッセイ集。 作家の子育てエッセイなのだから、さぞかし素っ頓狂で面白いの...

文句なしに面白かった！　大人の女性に是非ともオススメしたい。男性が視点で読むとどうなのかは微妙だけど。 生まれつき指が6...

沢木耕太郎が自らの父を小説家した作品だった。 父を看取りながら、父の人生を振り返る……というスタイルで、良くも悪くも「普...

久しぶりに骨太で読み応えのある１冊に巡り逢えて嬉しくてたまらない。 タイトルの『檀』とは作家、檀一雄のことであり彼の妻（...

多くの人に愛されている絵本『100万回生きたねこ』の作者である佐野洋子が書いたエッセイ集で。 佐野洋子の絵本は私も大好き...