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ももこの21世紀日記〈N’06〉さくらももこ 幻冬舎

図書館に「さくらももこ追悼コーナー」が出来ていたので、なんとなく手に取って読んでみた。

私にとってさくらももこは好きでも嫌いでもない作家さん。

アニメや漫画の『ちびまる子ちゃん』で一世を風靡した人ではあるけれど、読書的に語るなら『たいのおかしら』とか『さるのこしかけ』と言ったエッセイが流行っていて、私も出版された当時はなんとなく読んだ覚えがある。

内容は全く覚えていないけれど、そこそこ楽しく読んだように記憶している。

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ももこの21世紀日記〈N’06〉

ザックリとこんな内容
  • 漫画家、さくらももこのエッセイ。
  • 21世紀のはじまりから刊行している好評シリーズ6冊目「ももこの21世紀日記」。
  • 日々のささやかな暮らしのがテーマ
  • 絵日記を意識したイラスト付きのエッセイ

感想

この作品は借りてから気づいたのだけど本来は続き物で「N’06」とあるようにシリーズ6冊目。

携帯サイトで連載していたコーナーをまとめた物とのことで1つ1つの文章は短め。サクサク読めて軽いノリ。

読み流すタイプの作品ではあるけれど、流石はさくらももこって感じで上手い具合にまとまっている印象を受けた。

正直言うと、文章だけだったら厳しかったかも知れないけれど、ちょこっとイラストが入るだけで作品が楽しくなるのは流石漫画家。

私が最もグッっときたエピソードはさくらももこが息子とDSゲームの『どうぶつの森』にハマったエピソード。『どうぶつの森』は私もハマった事がある。

さくらももこは息子よりもやり込みプレイに興じた挙げ句「お母さんのお金(どうぶつの森で使えるお金)を使ってもいいよ」と息子に大盤振る舞いするのも私と同じ。

「世の中のゲーマー母は同じようなことしてるんだなぁ」とシミジミ感じ入ってしまった。

この作品は何気にさくらももこの子育てを垣間見る事が出来る。

スズムシを飼ってみたり、球根を植えてみたり。私の中のさくらももこのイメージは漫画家でしかなかったので、違う角度からの姿を垣間見る事が出来たのは良かったと思う。

ちなみに、この作品は2007年に出版されている。

たぶんこの頃はさくらももこも元気で漫画を描いたり、子どもと向き合ったりしていたのだろう。しかし彼女はもういない。やっぱり、死ぬにはちょっと早過ぎる気がする。

私の勝手な思い込みなのだけど、さくらももこは好き勝手に楽しく生きてお婆さんになってもインドとかタイとかに旅行しているイメージがあった。

なので訃報を知った時はファンでもないのにショックだったのだ。

人間の命は等しく尊いと言われているけれど、才能ある人が早く死ぬのはモッタイナイと思ってしまった。心からご冥福をお祈りします。

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白い木蓮の花の下で
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