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書評

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バベットの晩餐会 イサク・ディーネセン ちくま文庫

デジタル・リマスター版で公開された映画『バベットの晩餐会』が猛烈に面白かったので原作小説を読んでみることしにた。 作者の...

雨はあした晴れるだろう 三浦綾子  三浦綾子記念文化財団

ある日、図書館で三浦綾子の見たことのない作品を目にしたので迷うことなく手に取った。 『雨はあした晴れるだろう』は現在、角...

同志少女よ敵を撃て 逢坂冬馬 早川書房 

『同志少女よ敵を撃て』は2022年本屋大賞受賞作。旧ソ連とナチス・ドイツの戦争を舞台にした作品だけど、ロシアとウクライナ...

74歳、ないのはお金だけ。あとは全部そろってる 牧師ミチコ すばる舎

図書館の人気本コーナーに並んでいたのを見て借りてみた。内容は題名の通り。74歳の牧師の女性の書いた日常エッセイ。 私はク...

非正規介護職員ヨボヨボ日記 真山剛 フォレスト出版

フォレスト出版が出している特定の職業をテーマにした『○○日記』のシリーズは本当に面白い。少し前に読んだ『交通誘導員ヨレヨ...

矢印 松尾スズキ 文藝春秋

松尾スズキが3年ぶりに長編小説を出したと聞いて手に取ってみた。 松尾スズキと言うと演出家のイメージが強いけれど、小説家で...

ヘイケイ日記 花房観音 幻冬舎

これはいけません。まだ今年は半分も終わっていないのに、もしかしたら今年度1番に刺さる作品を読んでしまったかも知れません。...

ヒカリ文集 松浦理英子 講談社

松浦理英子の作品を読むのは『最愛の子ども』以来で5年ぶり。松浦理英子と言えば、ずっと前から第一線で活躍している印象がある...

月の光の届く距離 宇佐美まこと 光文社

予期せぬ妊娠の末、中絶できるタイミングを逃してしまった女子高生の物語で「長編ミステリー」として売り出されていたけど、まっ...

どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2 宮口幸治 新潮新書

『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2』は『ケーキの切れない非行少年たち』の続編的な作品。便宜上「...

京大少年 菅広文 講談社

『京大少年』はベストセラーになった『京大芸人』の続編とのことだけど、実は私。『京大芸人』は読んでいない。 『京大少年』を...

ミラーワールド 椰月美智子 角川書店

ちょっと待ってよ椰月美智子。どうしちゃったの、この雑な仕事っぷりは? 『ミラーワールド』は近未来で「男女の役割が逆転して...

レンタルフレンド 青木裕子 集英社

青木裕子は初挑戦の作家さん。だけど、図書館の新刊コーナー等でなんとなく名前に見覚えがあって、なんとなく借りてみた。 『レ...

ミーツ・ザ・ワールド 金原ひとみ 集英社

芥川賞作家、金原ひとみが腐女子を主人公の小説を書いたと聞いたので、意気揚々と手に取ってみた。 主人公の由嘉里は焼き肉を擬...

水たまりで息をする 高瀬隼子 集英社

『水たまりで息をする』は第165回、芥川賞候補作。候補作止まりで受賞には至らなかったものの、かなり良かった。 私はまった...

ブラックボックス 砂川文次 講談社

『ブラックボックス』は第166回芥川龍之介賞の受賞作。作者の砂川文次は元自衛官とのこと。『ブラックボックス』の主人公も元...

遠慮深いうたた寝 小川洋子 河出書房新社

『遠慮深いうたた寝』は小川洋子、久々のエッセイ集…とのことだけど、まったくチェックしておらず、図書館の棚に知れっと並んで...

翼の翼 朝比奈あすか 光文社

『翼の翼』は中学受験をテーマにした作品と聞いたので手に取ってみた。 我が家は中学受験をしなかったので、中学受験なんて私に...

ブルースRed 桜木紫乃 文藝春秋

『ブルースRed』は直木賞作家である桜木紫乃かデビュー20周年を記念して出版された作品。 桜木紫乃は『ホテルローヤル』で...

ミシンと金魚 永井みみ 集英社

『ミシンと金魚』は第45回すばる文学賞受賞作で「芥川賞候補になるのでは?」と話題になっていた作品。 『ミシンと金魚』は結...

我が友、スミス 石田夏穂 集英社

『我が友、スミス』は第166回芥川賞候補作。残念ながら候補に上がっただけで受賞には至らなかったけれど「知らない作家さんの...
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