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書評

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哲学の蝿 吉村萬壱 新潮社

『哲学の蝿』は芥川賞作家、吉村萬壱の自伝的エッセイ…とのことだけど、どこまでが本当でどこまでが創作なのか混乱してしまった...

臆病な都市 砂川文次 講談社

砂川文次は初挑戦の作家さん。元自衛官で『ブラックボックス』で第166回芥川龍之介賞を受賞している。 『ブラックボックス』...

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2 ブレイディみかこ 新潮社

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の続編が出た…との噂を聞いて、図書館で予約をしたのだけれど、大人気作品のよ...

絞め殺しの樹 河﨑明子 小学館

河﨑明子はここ数年、個人的に激推し作家として追いかけていた人だけど、正直今回はガッカリだった。 「河﨑明子は必ず直木賞を...

あさひは失敗しない 真下みこと 講談社

『あさひは失敗しない』は毒親をテーマにしたミステリ小説。 作者の真下みこと第61回メフィスト賞を受賞し、2020年作家デ...

ケーキの切れない非行少年たち 宮口幸治 新潮新書

『ケーキの切れない非行少年たち』は一時期ちょっとした話題になってベストセラーだった気がするけれど、なんとなく今まで手に取...

ふたご 藤崎彩織 文藝春秋

予備知識ゼロで図書館で題名に惹かれ、中身をパラッとしただけで借りてみた。 創作の世界において「ふたご」をテーマにした作品...

丸の内魔法少女ミラクリーナ 村田沙耶香 角川書店

村田沙耶香は『コンビニ人間』で芥川賞を受賞する前から大好きだったのだけど、最近どうも「村田さん、こんなので大丈夫なんです...

うかれ女島 花房観音 新潮社

新年1冊目の感想はエッチな作品からスタート。2021年度に『果ての海』『わたつみ』と私の心を鷲掴みにしてくれた花房観音の...

風は山から吹いている 額賀澪 二見書房

額賀澪の作品を読むのはこれで4冊目。 私の中で額賀澪は青春小説の人…と言うイメージが強いのだけど『風は山から吹いている』...

声の在りか 寺地はるな 角川書店

寺地はるなは初挑戦の作家さん。最近、Twitter等で名前を見かけることが多くなってきたので「試しに読んでみようかな」と...

檸檬先生 珠川こおり 講談社

『檸檬先生』は小説現代長編新人賞、受賞作。作者は18歳。史上最年少受賞とのことで話題になっていて「そのうち読もうかな」と...

母親病 森美樹 新潮社

図書館で表紙と題名に惹かれて手に取った。前知識ゼロだったので「最近ありがちな毒親とかがテーマの話なのかな?」と思いきや、...

人生の謎について 松尾スズキ マガジンハウス

そう言えばこのサイトには作品の感想をあまり書いていないけれど、松尾スズキがけっこう好きだ。特にエッセイ。 図書館で借りた...

出版禁止 いやしの村滞在記 長江俊和 

長江俊和の作品を読むのは『出版禁止』『恋愛禁止』に続いて3冊目。 好き嫌いはあると思うけど、凝ったミステリ小説が読みたい...

わたつみ 花房観音 中央公論新社

『果ての海』が面白過ぎてビックリだったので、続けて花房観音の作品を読んでみた。 『わたつみ』は『果ての海』とは長編の異な...

月の淀むところ 篠たまき 実業之日本社

篠たまきの作品を読むのはこれで2冊目。以前読んだ『人喰観音』は独特の世界観を持っていて、おどろおどろしいながらも面白かっ...

東京ディストピア日記 桜庭一樹 河出書房新社

数年ぶりにに読む桜庭一樹作品は小説ではなくエッセイ。 作家の視点からコロナ禍の東京を観察&記録したもので改めて読むと「そ...

果ての海 花房観音 新潮社

久しぶりに初挑戦で「この作家さんの作風は好み!」と思える人に出会ってしまった。花房観音…どうして今まで私の本好きレーダー...

飛び石を渡れば 一色さゆり 淡文社

『飛び石を渡れば』は茶道月刊誌『淡交』に連載されていた茶道をテーマにした小説。 私は作者、一色さゆりのことをまったく知ら...

電車のおじさん 辛酸なめ子 小学館

辛酸なめ子の作品を読むのは物凄く久しぶり。初めて読んだ作品は正直イマイチで「もう読まなくていいかな」って思ったような気が...
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