本の感想

『世にも奇妙な君物語』は朝井リョウがテレビドラマ『世にも奇妙な物語』がを愛するがために『世にも奇妙な物語』をイメージした...

年末の図書館の特設コーナー「芥川賞作家特集」に並んでいたので手にとってみた。 藤野千夜は芥川賞作家とのことだけど「名前だ...

筒井康隆の作品を読むのはたぶん20年以上ぶり。 私はSF好きじゃないので、筒井康隆の作品は有名ドコロをさらった程度で読み...

『ドール』は第52回文藝賞受賞作。 いじめられっ子の中学生がラブドール（昔風に言うとダッチワイフ）に恋をする物語だと噂に...

『二階の王』はツイッターで「怖い」と評判になっていたので読んでみた。第22回日本ホラー小説大賞で優秀賞を受賞とのこと。 ...

戌井昭人の作品を読むのはこれで3冊目。 私は戌井昭人の書く「男」が好きみたいだ。飄々してとぼけた感じがとても良い。 今回...

第153回芥川賞受賞作。ピース又吉の『火花』と共に受賞して何かと話題になった作品。早速図書館に予約して、やっと順番がまわ...

町田康、2冊目。犬の語りで構成されている作品で『吾輩は猫である』の犬バージョンってところだろうか。 創作なので小説ってこ...

村上龍と言うと、かつては村上春樹と並んで「Ｗ村上」なんて呼ばれている大御所だけど、恥ずかしながら、作品は数冊しか読んだ事...

『自画像』は胸くその悪くなる悪い作品なので万人にはオススメ出来ない。 つい最近まで学校にいた人には特に。 スクールカース...

またしても図書館の新刊コーナーで「ジャケ借り」。そして爆死した。 題名と表紙に惹かれて手に取った。耽美な表紙。内表紙もモ...

自慢出来るような話ではないけれど、私は生まれてこの方病院と縁が切れた事がない。 子どもの頃は自分自身が。私が元気になって...

作品にも作者にも全く前知識の無い状態で借りた1冊。図書館の新刊コーナーにあったのだけど、題名に惹かれて手に取った。 「聖...

ちょっと爽やかな小説を読みたい気分だったので手にとってみた。 作品に対して前知識は無かったのだけど、表紙が爽やかだったの...

『颶風の王』は三浦綾子文学賞受賞作の長編小説。 馬とかかわる暮らしをしてきた一族の物語。明治、大正、昭和と6代に渡る馬と...

ツイッターで評判が良さ気だったので手にとってみた。 野性時代フロンティア文学賞受賞作。自分のことを「口裂け女」略して「口...

奥田英朗は初挑戦の作家さん。活躍されていたのは知っていたけれど「ミステリーの人」と言うイメージが強くて、今まで手に取ろう...

ツイッターで評判が良さそうなので読んでみた。 私はなんだかんだ言って桐野夏生が好きみたいだ。 グロテスクな話も多いし「そ...

褒め言葉として受け取って戴きたいのだけど、吉村萬壱はなんて嫌な話を書くのだろうと感心した。 吉村萬壱の作品を読むのはこれ...

個人的に絶賛開催中「垣谷美雨祭り」の第４段。 同じ大学を卒業した３人の女達の「その後」を描いた物語。それぞれの就職、結婚...

私の中で開催されている『垣谷美雨祭り』の3冊目。 題名通り「片づけ」がテーマ。 ここ数年は断捨離だの、コンマリさんの『人...