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厭世マニュアル 阿川せんり 角川書店

ツイッターで評判が良さ気だったので手にとってみた。

野性時代フロンティア文学賞受賞作。自分のことを「口裂け女」略して「口裂け」と名乗る22歳のフリーター女性が主人公。

「口裂け」と言うのはマスクを外す事が出来ないの事からそう名乗っている。自身を口裂けと読んでいるのは一人称の中でだけ。

青春小説とか、成長小説のくくりに入る作品。

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厭世マニュアル

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人生、マスクが必需品。自称「口裂け女」ことくにさきみさとは、札幌在住の22歳フリーター。

他人とはマスクを隔てて最低限の関わりで生きてきたが、諸事情により、避けてきた人々と向き合う決意をした。

自己陶酔先輩の相手をし、引きこもりの元親友宅を訪問し…やっかい事に巻き込まれ四苦八苦するみさとだが、周囲の評価は確実に変化していき―?

衝撃の結末とある「勇気」に痺れる、反逆の青春小説!

アマゾンより引用

感想

巷の評判はさておき。私には全く受け入れ難い作品だった。

良いとか悪いとかじゃなくて、世代のギャップを感じさせられてついていけなかったと言うか。

最初から最後まで主人公が全く好きになれなかったのが敗因。厨二病的と言うか、2ちゃんねらー的と言うか。

どうやら私は感性がとんがってる人は嫌いじゃないけど、不貞腐れている人は嫌いみたいだ。

主人公の主張はよく分かるし、成長しているのも理解出来たけど、最初から最後まで不貞腐れている感じがして、気持ちに添うことが出来なかったのだ。

主人公は親戚が店長をしているレンタルビデオ店でアルバイトをしている。

アルバイト生活を送る中で、様々な人と知り合って、自分の中に1つの区切りを付ける物語なのだけど、主人公から「人に対する感謝」とか「愛情」とかが感じられず、自分本位なところが好きになれなかったのだ。

人間を突き詰めていくと「自分が1番可愛い」ってところに行き着くのは分かるけれど「本当にそれだけでいいの?」と思わずにはいられない。

題名の『厭世マニュアル』と言うところが正直ピンとこなかった。「厭世」ではなくて、自己中心的なだけじゃないのかな……と。

私は好きになれなかったけど、ある層の若い世代の人には支持されそうな予感はする。

実際に主人公みたいな思考の人って多いのではなかろうか。残念ながらオバチャン世代には理解不能だ。

これは世代のギャップなのかな。もう、どうしようもないほど理解できないし、理解したいと思えない。

主人公はちゃんと成長しているし、ハッピーエンドで締めくくってあるし、小説としてはそれなりに格好がついているとは思うのだけど、全く共感出来ない作品だった。

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白い木蓮の花の下で
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