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「い」の作家

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グレイのしっぽ 伊勢英子 中公文庫

『グレイがまってるから』『気分はおすわりの日』のに続く作品でグレイのシリーズとしては完結編にあたる。 ちなみに「グレイ」...

グレイがまってるから 伊勢英子 中公文庫

絵描きである作者、伊勢英子と、夫と、子供2人と、グレイという名のハスキー犬の生活を描いたイラスト付きのエッセイ集である。...

重力ピエロ 伊坂幸太郎 新潮社

こういうのが今時の小説なんだろうか。 サラッっと読みやすく、そこそこ格好よく、キャラが素敵で、そこそこ理屈っぽくて。悪い...

走るジイサン 池永陽 集英社

通勤電車だったにも係わらず、うっかり、泣いてしまうそうになった1冊だった。 こういう体験は『朗読者』ベルハント・シュリン...

コンビニララバイ 池永陽 集英社

はじめて手に取った池永陽の『走るジイサン』に、ぞっこん惚れてしまったので、期待に胸を膨らませて読み始めたのだが、今回の作...

ひらひら 池永陽 集英社

ものすごく悪い言葉なのだけれど三文小説というのは、こういう小説を言うのかも知れない……と思った。 優しすぎてヤクザには向...

テンペスト (上 若夏の巻・下 花風の巻) 池上永一 角川書店

『テンペスト』は幕末の琉球王国を舞台にしたファンタジー。 琉球の歴史は全く知らないので、どこまでが史実でどこまでが作りご...

四(よん)とそれ以上の国 いしいしんじ 文藝春秋

『四(よん)とそれ以上の国』を読んだ後、とても哀しくなってしまった。 私はもう、いしいしんじに付いて行けそうにない。 好...

みずうみ いしいしんじ 河出書房新社

いしいしんじ、久しぶりの新作ということで楽しみにしていたのだけど、個人的には好きになれなかった。 あの超絶とも思える「い...

いしいしんじのキューバ日記 いしいしんじ マガジンハウス

『いしいしんじのキューバ旅日記』は『いしいしんじのごはん日記』の姉妹編といったところ。 写真と、作者のイラストが入ってい...

プラネタリウムのふたご いしいしんじ 講談社

お話自体は、それほど面白くもないのだけど「やっぱり、いしいしんじだなぁ」と思った1冊だった。 いま、私はいしいしんじ作品...

いしいしんじのごはん日記 いしいしんじ 新潮社

『いしいしんじのごはん日記』は題名の通り、いしいしんじの日記だ。 それほど良い作品だとも思えないのだけど、何故だか、しっ...

絵描きの植田さん いしいしんじ ポプラ社

雰囲気自体はすっごく好きだ。 主人公の住む鄙びた村は、子供の頃に遊びに行った鹿児島の曾祖母の村を思い出させて、目頭が熱く...

ポーの話 いしいしんじ 新潮社

私にはちょっと難しい作品だった。壮大過ぎると言うか、複雑怪奇と言うか。 毎度おなじみの「いしいしんじワールド」なのだけど...

白の鳥と黒の鳥 いしいしんじ 角川書店

なるほど…そうきたか。やっぱり、そうだったか……とて思わず、ほくそえんでしまった1冊だった。 いしいしんじの描く作品は哀...

ぶらんこ乗り いしいしんじ 新潮文庫

面白過ぎて興奮してしまった。私はこれから作者のことを「暗黒童話屋」と呼ぶことにする。 ひらがなが多目で、やさしい文章を書...

トリツカレ男 いしいしんじ ビリケン出版

尊敬している読書の師匠が推薦しているのを見て以前から気になっていた1冊。図書館へのリクエストが叶って、やっと手元に届いた...

麦踏みクーツェ いしいしんじ 理論社

なにげに……宮澤賢治の持つ雰囲気と似ているような気がした作品だった。 時代背景の分からなさ加減だの、登場人物の変な言葉遣...

空飛ぶタイヤ 池井戸潤 実業之日本社

『下町ロケット』に興奮していたらツイッターで面白いと勧めてくれる方がいて、早速読んでみた。なるほど、とても面白かった。企...

下町ロケット 池井戸潤 小学館

『下町ロケット』は2011年度の直木賞受賞作品。 芥川賞とか直木賞の受賞作って、頭を抱えるような物が多くて、ここ数年敬遠...

シャイロックの子供たち 池井戸潤 文藝春秋

池井戸潤は初勝利の作家さん。元、銀行員とのこと。 銀行を舞台にした小説。金融小説と言うのだろうか。けっこう面白かった。『...
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