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重力ピエロ 伊坂幸太郎 新潮社

こういうのが今時の小説なんだろうか。

サラッっと読みやすく、そこそこ格好よく、キャラが素敵で、そこそこ理屈っぽくて。悪いとは思わなかったが「私にはいらないや」と思ってしまった1冊である。

確か発売された時は読書家の間で、そこそこ話題に上っていて、そこそこ良い評価を得ていたような気がするのだが。

それにしても、つくづく軽い読み物である。

今回さらっとネタバレを含む感想なので、ネタバレNGの方はご遠慮ください。

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重力ピエロ

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兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。

連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。

謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。

アマゾンより引用

感想

軽い読み物が悪いとは思わないのだが、正直なところ「軽さを求めるのならジュニア小説や漫画で充分なのでは?」と思わざるを得ない。

私が「ヤングアダルト」と称されるジャンルが好きになれないのも、そこに起因する。中途半端な路線というのは、良い意味でも、悪い意味でもガツンと心に響いてこないのだ。

70点の作文を読んでいるような感じと言ったら良いかも知れない。酷評するほどでもないが、だからって面白さも感じないのだ。

それにしても「強姦されて出来た子供を育てる」って設定は、どうなんだろうなぁ。ここは突っ込んではいけないポイントなのだろうが、どうしても腑に落ちなかった。

自分の妻を強姦されて、その強姦魔の子供を育てる男……って私には「ありえない」と思う。そして、強姦されて出来た子を産み、夫の子として育てる妻も同様に「ありえない」のではないかと。

いっけん、ヒューマニズムの人のようにも思えるが、違う視点から見ると「それって、鈍感なだけなのでは」と思わざるを得ないのだ。

いっそ2時間ドラマだったりすると、それほど疑問に思うことなく楽しめたかも知れないが、小説として読むには少し陳腐な気がした。

あまり面白いとは思えなかったので、伊坂幸太郎の2冊目にチャレンジするのは、かなり後になると思う。

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白い木蓮の花の下で
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