読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

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無傷の愛 岩井志麻子 双葉社

作者は、いつの間にこれほど突き抜けた作品を書くようになったのだろう。ベトナム男性とのセックスばかりを読まされて、ウンザリ...

瞽女の啼く家 岩井志麻子 集英社

岩井志麻子の描く作品はエロスが下品でウンザリだ……とて、しばらく遠ざかっていたのだけれど、何故だかウッカリ手を付けてしま...

悦びの流刑地 岩井志麻子 集英社

『悦びの流刑地』はポルノ小説だ。きっぱりとポルノ小説だと思う。どのページを開いてもセックス描写ばかりなので、嫌になってし...

恋愛詐欺師 岩井志麻子 文藝春秋

恋愛ネタと、心霊ネタばかりを寄せ集めた短編集だった。有体に言うなら、まごうこさなくB級本だと思われる。ツマラナイと言うつ...

薄暗い花園 岩井志麻子 双葉社

「恐い話」ばかりを集めた短編集だった。夏になるとお昼の番組枠で放送される『あなたの知らない世界』のノリに少し似ていて「恐...

がふいしんじゅう-合意情死 岩井志麻子 角川書店

恋愛だの、心中などをテーマにした短編集。もちろん舞台は岡山県。独特の言葉遣いがと「ぼっけぇ 心地えぇ」小説だ。しかし浪漫...

岡山女 岩井志麻子 角川書店

湿っぽい女を描かせたらピカイチの作家さんだなぁ……と再確認してしまった。『ぼっけぇ、きょうてえ』で山本周五郎賞を受賞した...

自由戀愛 岩井志麻子 中央公論新社

昼メロ的と言うのだろうか。大正浪漫の世界で、2人の女が1人の男を挟んで張り合う……という筋書きだった。昼メロとして読めば...

楽園 ラック・ヴィエン 岩井志麻子 角川ホラー文庫

気分転換になるような、小気味のいいホラーが読みたいと思って手に取ったのだが、とんだ本を掴まされてしまったと軽く憤りを感じ...

ぼっけぇ、きょうてえ 岩井志麻子 角川ホラー文庫

夏の読書はホラーでしょう……という単純な発想から手に取った作品集。結論から言うと「ちっとも恐くなかった」が、面白くなかっ...

死にたくなったら電話して 李龍徳 河出書房新社

『死にたくなったら電話して』は第51回文藝賞受賞。ツイッター界隈で絶賛されていたので、ちょっと気になり手に取ってみた。本...

地の群れ 井上光晴 河出文庫

作者の娘である井上荒野のエッセイにあった、井上光晴が、娘の飼育していたヤドカリを「焼いていいか?」と娘に聞いたというエピ...

宮沢賢治に聞く 井上ひさし 文春文庫

宮澤賢治を大好きな人達が、よってたかって賢治を語ったファンブックである。宮澤賢治は多くの人によって語られたり研究されてい...

惜春 井上明久 河出書房新社

読書は、地味で控えめな趣味だと思われがちだが、ある意味ギャンブルめいていてハイリスク・ハイリターンな側面を持っていると思...

ひどい感じ 父・井上光晴 井上荒野 講談社

わたしは、たとえ「イマイチだなぁ」と思った作家さんの作品も、とりあえず3冊は読むのを身上にしている。どんな大作家だって作...

ヌルイコイ 井上荒野 光文社

またしても題名に惚れて手にとってしまった作品である。ヌルイコイ……いいじゃないの。もしかしたら私の同志が登場する小説?な...

どろにやいと 戌井昭人 講談社

題名の『どろにやいと』とは「泥に灸」ということわざの事で、意味は「馬の耳に念仏」と同じとのこと。元・プロボクサーの男が父...

すっぽん心中 戌井昭人 新潮社

平凡に生きる人の日常生活を切り取った3つの作品からなる短篇集。表題作の『すっぽん心中』は芥川賞の候補になったとのこと。受...

水の中のザクロ 稲葉真弓 講談社

物語の舞台は「健康ランド」。いっとき大ブームをおこした大型温泉娯楽施設である。最近はやっている「スーパー銭湯」よりも、お...

ガーデン・ガーデン 稲葉真弓 講談社

稲葉真弓はなんとなく敬遠していた作家さんだけど、今まで読まずにいて損しちゃったなぁと思う。名前にしろ、題名にしろ、どこか...

午後の蜜箱 稲葉真弓 講談社

淡々と面白かった。独身の中年女性を描かせたら、稲葉真弓の右に出る人はいないんじゃないかと思う。稲葉真弓の作品は面白くて、...
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