読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

書評

スポンサーリンク

バケモンの涙 歌川たいじ 光文社

歌川たいじの作品を読むのはこれが3冊目。 歌川たいじはどちらかと言うとサブカル系なノリの作品を書く人なのだけど、今回の作...

たそがれダンサーズ 桂望実 中央公論新社

桂望実の作品は前回読んだ『嫌な女』がイマイチだったので、少し遠ざかっていたのだけれど『たそがれダンサーズ』は「定年退職し...

100文字SF 北野勇作 早川書房

SF作家、北野勇作がTwitterではじめた「ほぼ100字小説」200篇が収録されている。 北野勇作は『かめくん』で第2...

家族じまい 桜木紫乃 集英社

『家族じまい』は題名の通り、家族にまつわる物語。最近「墓じまい」だの「家じまい」だのと言った言葉が爆誕していて、それを文...

84歳の母さんがぼくに教えてくれた大事なこと 辻仁成 KADOKAWA

作家、辻仁成が自分の母親と自分自身の幼少期について書いたエッセイ集。 とりあえず「四の五の言わずに辻仁成のファンは読んど...

生かさず、殺さず 久坂部羊 朝日新聞出版

久坂部羊の作品を読んで素直な気持ちで「面白い」と思ったのは久しぶりかも知れない。 私は久坂部羊の書く医療、介護をテーマに...

愛するいのち、いらないいのち 冨士本由紀 光文社

つい先日「『タイガー理髪店心中』は今年読んだ本でブッチギリレベルで面白かった」って書いたところなのに、またまたブッチギリ...

出来事 吉村萬壱 鳥影社

吉村萬壱の作品は大好きだけど、今回はイマイチ乗り切れなかった。 なんだろうなぁ…毎度お馴染みの吉村萬壱って雰囲気を出して...

タイガー理髪店心中 小暮夕紀子 朝日新聞出版

『タイガー理髪店心中』は今年読んだ本でブッチギリレベルで面白かった。今年はまだ終わっていないけど、私にとって今年ナンバー...

おっぱい先生 泉ゆたか 光文社

泉ゆたかの作品を読むのは『髪結百花』『お師匠さま、整いました!』に続いて3冊目。今までの作品が時代ものだったので、なんと...

影に対して 遠藤周作 三田文学 No.142(2020年夏季号)

作家、遠藤周作が亡くなって24年。三田文学 No.142(2020年夏季号)に遠藤周作の未発表小説の全文が掲載された。 ...

52ヘルツのクジラたち 町田その子 中央公論新社

子どもの虐待(ネグレクト)と、そこから立ち直っていく若者を描いた作品。 物語のテーマは違うけれど、少し前に読んだ『かか』...

うちの父が運転をやめません 垣谷美雨 角川書店

『うちの父が運転をやめません』高齢ドライバーの免許返納をテーマにした作品。「垣谷美雨らしいテーマだなぁ」と感心した。 こ...

清く貧しく美しく 石田衣良 新潮社

『清く貧しく美しく』は非正規雇用で働く同棲カップルの恋愛を描いた作品。作者の石田衣良はフリーターをしながら小説を書いてい...

はるかなるわがラスカル スターリング・ノース ブッキング

『はるかなるわがラスカル』は、日本人が大好きなアニメ『あらいぐまラスカル』の原作本。私も子どもの頃、ラスカルの可愛さに夢...

木になった亜沙 今村夏子 文藝春秋

お久しぶりの今村夏子。コロナの影響で長らく図書館が休館していたのだけど、ようやく再開したので予約本を取りに行ってきた。 ...

天鵞絨物語 林真理子 新潮文庫

コロナ自粛云々がスタートしてから、どうにも世の中陰気臭くて嫌になってしまう。 こんな時こそ華やかな空気に触れたいな…って...

真砂屋お峰 有吉佐和子 中公文庫

コロナウイルスの影響で図書館が閉館中なので、自宅にある本を再読することにした。 『真砂屋お峰』を読むのは10年以上ぶりだ...

無実の君が裁かれる理由 友井羊 祥伝社

友井羊は初挑戦の作家さん。書店で作品が平積みされていたのは知っていたけど、私は本質的にミステリ好きって訳じゃないので、今...

父と私の桜尾通り商店街 今村夏子 角川書店

今村夏子の作品を読むのは芥川賞の候補に上がった『むらさきのスカートの女』以来。今村夏子の作品は初めて読んだ『あひる』もそ...

春は馬車に乗って 遠藤周作

コロナウィルスが蔓延しはじめてから、ほとんど本を読めていない。 自分自身や夫の勤務体制が変わったり、子どもの休校があった...
スポンサーリンク