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無実の君が裁かれる理由 友井羊 祥伝社

友井羊は初挑戦の作家さん。書店で作品が平積みされていたのは知っていたけど、私は本質的にミステリ好きって訳じゃないので、今までなんとなく読まないできてしまった。

今回は図書館で題名を見て、題名借りした。題名からして冤罪を扱った作品だって事が予想出来るので、ちょっと興味があったのだ。

『冤罪』がテーマの連作短篇方式。1つの大きな物語なのだけど、小さな事件を繋ぎ合わせているので、サクサク読み進める事が出来た。

『名探偵コナン』が好きな人はハマるかも知れない。

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無実の君が裁かれる理由

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祥伝社
¥1,650(2020/09/21 09:22:35時点 Amazon調べ-詳細)
ザックリとこんな内容
  • 「冤罪」がテーマの連作短編を繋ぎ合わせる形で作られたミステリ作品。
  • 同級生へのストーカー行為を告発された大学生の牟田幸司と幸司に救いの手を差し伸べた冤罪を研究する先輩・紗雪のダブル主人公方式。
  • 幸司の事件が解決した後、2人はさらなる冤罪を解決していく。
  • 物語が進んでいくと紗雪が「冤罪」にこだわるのかが判明していくのだが…

感想

最初にお断りしておくけれど、私はこの作品をイマイチ楽しむことが出来なかった。

……と言うのも非常にラノベ臭いのだ。ラノベ臭いと言うのが駄目なら「探偵ごっこ臭い」と言っても良いかも知れない。残念なイケメンと頭の良い美少女の大学生コンビの探偵ごっこで、映像とかアニメ化したら良さそうだけど、お遊び感が凄くて物語に入り込むことが出来なかった。

ただ、私には合わなかっただけでハマる人もいると思う。

例えば冤罪を立証していく過程なんかは「なるほどな」と思うところが多い、心理学的な観点だったり、人間の記憶や視覚の曖昧さを検証することで「私はやってない」ってころを実証していく。

私はトリックよりも物語重視でミステリを読むタイプなので「これが、こうなって、こうなったから、こうなんです(ドヤー)」な展開にはついていけなかった。これは好みの問題なので、どうしようもない。

ただ「冤罪」というものを考えるキッカケにはなったし「もしかして私が思っている以上に冤罪の人って多いのかも知れないな…」とは思った。

友井羊の作品を読むのは、たぶん『無実の君が裁かれる理由』が最初で最後になると思う。好きの方向性が違うのだから、こればかりはどうしようもない。

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白い木蓮の花の下で
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