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本の感想

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横丁と路地を歩く 小林一郎 柏書房

研究本ともエッセイともつかぬ1冊。「横丁・路地ファンブック」と呼ぶのが1番しっくりくるように思う。 街歩きやぶらぶら歩き...

きつねのおきゃくさま あまんきみこ サンリード

最近、わたしが子どもだった頃に読んでいた絵本の中で娘に読み聞かせていかった作品を毎晩1冊ずつ読み聞かせている。 私は基本...

さいごの色街 飛田 井上理津子 新潮文庫

大阪にある「飛田新地」を取材したルポ本。 飛田新地はかつて「飛田遊郭」と呼ばれていた場所で、現在も営業が行われている。私...

無銭横丁 西村賢太 文藝春秋

久しぶりの西村賢太。初めてこの西村賢太の作品を読んだ時は「大変な人が出てきたものだ」と驚いたものだけど、私小説しか書かな...

氷点(上・下) 三浦綾子 角川文庫

三浦綾子と言えば『氷点』何と言ってもこの作品は外せない。 『氷点』は三浦綾子のデビューであり出世作。新聞の懸賞小説だった...

道ありき<青春編> 三浦綾子 新潮文庫

黄金週間に入ってからずっと三浦綾子の感想が続いているので、読んでくださっている方はウンザリかも知れないけれど、この黄金週...

雪のアルバム 三浦綾子 小学館

学生時代、それこそ文庫本の背表紙が擦り切れるくらい読んだ1冊。 ヒロインが洗礼を受けるため、牧師にあてた「信仰告白」と言...

岩に立つ 三浦綾子 講談社文庫

数ある三浦綾子の作品の中でも5本の指に入るほど好きな作品。 久しぶりに再読してみた。三浦綾子と言えは『氷点』『塩狩峠』『...

ひつじが丘 三浦綾子 講談社文庫

数ある三浦綾子の作品の中でも20代の頃に大好きだった作品。「三浦綾子さんの作品の感想をお願いします」とメールを戴いたので...

をちこちさんとわたし 小島水青 中央公論新社

なんだか掴みどころの無いフワフワした読み物だった。 題名の「をちこちさん」は感じで書くと「遠近さん」となる。主人公で一人...

そのように見えた いしいしんじ イースト・ブレス

何年かぶりに、ふと思い立っていしいしんじの作品を手にとってみた。 いしいしんじは私にとって大好きだ大嫌いな作家だ。 それ...

告白 町田康 中央公論新社

感想のリクエストを戴いたので手に取ってみた。 町田康は初めて読む作家さん。「面白い」との評判を聞いていたけれど、食わず嫌...

5人のジュンコ 真梨幸子 徳間書店

題名が示す通り「ジュンコ」が5人登場する作品である。 途中「バタフライ・エフェクト」と言う言葉が出てくるのだけど、この作...

ロストデイズ 大崎善生 祥伝社

大崎善生は好きな作家さんなのだけど、今回はあまり楽しむことが出来なかった。 もし、私が独身時代に読んでいたら、それなれら...

少女のための秘密の聖書 鹿島田真希 新潮社

鹿島田真希の作品を読むのはこれで4冊目。 毎回「イマイチ」と書いているにも関わらず、何度も懲りずに手に取ってしまう不思議...

後妻業 黒川博行 文藝春秋

発売当初は書店で平積みされていて「爺を騙すのは功徳や」と言う帯が巻かれていたのを記憶している。 初めて目にした時は「高齢...

電車道 磯崎憲一郎 新潮社

『電車道』と言う題名から「鉄道ヲタクの話かな」と自分勝手な想像をして手に取ってみた。 しかし全く予想と違った話でビックリ...

わたしたちはその赤ん坊を応援することにした 朝倉かすみ 幻冬舎

図書館の新刊コーナーで目についたので、なんとなく手にとってみた。 朝倉かすみの作品朝倉かすみを読むのはこれで3冊目。 前...

男役 中山可穂 角川書店

中山可穂と言うと「なかなか新作を書いてくれない作家さん」と言うイメージが強い。 何年も新作が出なくてヤキモキさせられてば...

ブルース 桜木紫乃 文藝春秋

文句なしに面白かった! 大人の女性に是非ともオススメしたい。男性が視点で読むとどうなのかは微妙だけど。 生まれつき指が6...

宰相A 田中慎弥 新潮社

芥川賞受賞後の野心作との触れ込でツイッター界隈でいたく評判が良いので手に取ってみた。 田中慎弥の作品を読むのはこれが2作...
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