純文学

久しぶりの松浦理英子。ガツガツと作品を発表する作家さんではないだけに、新作で出ると「あっ！　新作出てたんだ」と嬉しくなっ...

第147回芥川賞受賞の表題作と、他1編収録。中編2作って事でサクサクとあっさり読み終えた。鹿島田真希の作品を読むのはこれ...

表題作と他２編。表題作の『あひる』はは芥川賞候補になったとのこと。働いていた頃、通勤途中にあひるを飼っている家があり、毎...

岸政彦は初挑戦の作家さん。「社会学者が書いた大阪を舞台にした作品」との事だったので手に取ってみた。第156回芥川賞候補作...

西村賢太自身を投影した主人公貫多と恋人の秋恵を描いた短編集。西村賢太は私小説しか書かない人なので「いつものアレ」って感じ...

エリザベス・テイラーや牧野富太郎等、実在した人物をモチーフにして書かれた短編集。伝記ではなく、あくまで「実在した人物にヒ...

なんだろう。この作品。力作なんだろうな…とは思うものの、全く共感出来なかったし、面白さを理解する事が出来なかった。河川敷...

予備知識無しで手に取ってみた。私小説的作品…なんだろうか。作者、山下澄人のことも、作品のことも全く知らずに読んだのだけど...

第155回芥川賞受賞作。村田沙耶香の作品を読むのは6冊目だけど1番よく出来た作品だと思う。かなり面白かった。ただ村田沙耶...

村田喜代子と言う作家さんを追うようになってからずっと「この人の書くものにハズレなし」と思っていたけれど、今回はじめて無理...

お久しぶりの金原ひとみ。金原ひとみは物凄く好きって訳でもないけれど「なんだかんだ言って、ぼちぼち面白い物を書く人だよね」...

戌井昭人の本を読むのはこれで4冊目。なんだかんだ言って応援している。「もう手放せません。最高です！」と言うほど好きな作品...

「ゲキイキ」かと思ったら『ギケイキ』だった。町田康の作品だし、きっと「激烈にイク」と言う意味だろうと勝手に推察したのだけ...

お久しぶりの瀬戸内寂聴。御年94歳とのこと。書店で大々的に宣伝されているし、94歳になってもいまなお現役で書かれている事...

私は40代になってから村田喜代子と出会えた事を幸せに思う。中高年女性の心理描写が抜群に上手い。たぶん私が20代で読んでい...

乙川優三郎は初挑戦の作家さん。時代小説を多く書いている人なので今まで手に取った事がなかった。『ロゴスの市』はは時代小説で...

藤野千夜の作品を読むのは２冊目。芥川賞作家との事だけど、前回読んだ『Ｄ菩薩峠漫研夏合宿』があまりにもラノベっぽくて「この...

芥川賞受賞記念って事でもう1冊読んでみた。お兄ちゃんから復讐される事を待っている引きこもりの妹と、その妹に復讐する事を考...

図書館で表紙と題名に惹かれて手にとってみた。「そう言えば芥川賞を取った作家さんだっけ？」と読んでみたのだけど、私が予想し...

久しぶりに「ちょ！　これはタイミング良過ぎですよ！」と驚いた１冊。図書館の新刊本コーナーに並んでいたので発売して、それほ...

村田沙耶香者の作品を読むのはこれで5冊目。毎度、絶賛している訳でもなく「厨二病的だ」とか「まぁ、分からんじゃないけど」と...