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書評

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存在という名のダンス(上・下) 大崎善生 角川書店

「作者久しぶりの新作! しかも上下巻!」…と言うことで、ワクワクして手に取った。そして面食らった。今までと作風が全く違う...

ディスカスの飼い方 大崎善生 幻冬舎

大崎善生の作品は、比較的たくさん読んでいて「好きだ」と思う率が高い。話が面白いというよりも大崎善生の人生観や世界観が好き...

スワンソング 大崎善生 角川書店

最近、大崎善生が大好きになっていて「たぶん、私は彼の作品を一生読み続けるのだろうなぁ」と思うほど、しっくりと肌に合うよう...

傘の自由化は可能か 大崎善生 角川書店

どうやら私は、大崎善生と非常に相性が良いみたいだ。激烈に好きというほどではないし、読んだ作品だって「読んだ後から内容を忘...

優しい子よ 大崎善生 講談社

久しぶりに本を読んで涙ぐんでしまった。しかも、ボックスシートで人がいなかったとは言え電車の中で。それくらい、心に響いた。...

タペストリーホワイト 大崎善生 文藝春秋

不意打ちを喰らってしまった。「やられたなぁ」って感じ。物語の筋書き自体は、ありきたりで唐突なのに、グッっときてしまった。...

孤独か、それに等しいもの 大崎善生 角川書店

「私、けっこう好きかも知れない」なんて事を読むたびに思う。大崎善生の書く作品(特に恋愛小説)は、読んだ瞬間から忘れてしま...

別れの後の静かな午後 大崎善生 中央公論新社

大崎善生んの書く話は、どれを読んでも同じ気がする。彼に静かで哀しい空気を書かせたら、たまらない。「静謐な」という形容詞が...

ロックンロール 大崎善生 マガジンハウス

大崎善生の作品は、何かと好きだ。行き場の無さ加減がシミジミとよい。何冊か読んでみたけれど「ああ良い作品だった」と思うこと...

ドナウよ、静かに流れよ 大崎善生 文藝春秋

『ドナウよ、静かに流れよ』はノンフィクションの悪い部分が存分に発揮されているなぁ……という印象の1冊だった。私にとって、...

九月の四分の一 大崎善生 新潮社

なかなか面白かったし良い作品だと思った。短編小説が4本収録されているのだがハズレが無かったように思う。もちろん「ものすご...

聖の青春 大崎善生 講談社文庫

29歳の若さでこの世を去った棋士、村山聖について書かれたノンフィクション。しかし私はこの作品を読むより先に、この作品が原...

アジアンタムブルー 大崎善生 角川書店

大崎善生は初挑戦の作家さん。題名になっているアジアンタムは観葉植物である。個人的に好きな植物なのだが、現物はブルーと言う...

夏のくじら 大崎梢 文藝春秋

高知県でおこなわれる「よさこい祭り」を舞台にした青春小説。ものすごく甘酸っぱい。だけど、その甘酸っぱさは大人が読むとかな...

趣向 岡本賢一×笹生撫子 テディ文庫

31歳にして、初めて買った「ボーイズラプ小説」の短編集である。なんだかんだ言ってヲタク属性なのでボーイズラプは嫌いでない...

犬はいつも足元にいて 大森兄弟 河出書房新社

2010年度芥川賞の候補作。作者は大森兄弟と言うペンネームの通り、本当に兄弟で合作しているとのこと。ちょっと面白そうだな...

芽むしり仔撃ち 大江健三郎 新潮文庫

大江健三郎の作品は「読みにくい」という印象があるが、その中でもこの作品は比較的読み易い部類に入るだろうと思う。第二次世界...

「新しい人」の方へ 大江健三郎 朝日新聞社

少年少女に向けて書かれたメッセージということになるらしいが、大人の私でも、持て余すような作品だった。私の読解力が低い……...

「自分の木」の下で 大江健三郎 朝日新聞社

大江健三郎…あのノーベル賞作家の大江健三郎だ。難解な文章でもって読書家達を容赦なく打ちのめす、あの作家さんだ。ちなみに、...

塩の味 大岡玲 集英社

主人公は人間。食べ物を副主人公にした短編小説集だった。どの話にも食事のシーンが登場する。作者の大岡玲はものすごく食べるこ...

呪怨 大石圭 角川ホラー文庫

これまで読んだ作者の作品には、何故だかしらシンパシーのようなものを感じていたので、図書館で見つけて迷わず手に取ったのだけ...
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