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ディスカスの飼い方 大崎善生 幻冬舎

大崎善生の作品は、比較的たくさん読んでいて「好きだ」と思う率が高い。話が面白いというよりも大崎善生の人生観や世界観が好きなのだと思う。

だけど、今回の作品はダメだった。面白いとか、面白くない以前の話で、この作品は題名通り『ディスカスの飼い方』でしかなかったのだ。

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ディスカスの飼い方

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熱帯魚の王様・ディスカスの飼育に没頭することで、世界と繋がろうとした涼一。恋人は皆、彼の元を去って行った。

だがある日、深夜に不思議な電話がかかってきた。その相手は、6年前に別れた、二度と会えない最愛の恋人・由真だった…。

かつて幸せにできなかった恋人を追憶しながら愛の回答を導き出す、恋愛小説の名手が紡ぐ至高の物語。

アマゾンより引用

感想

主人公はディスカス(熱帯魚)のブリーダー。

この小説は85%がディスカスの飼い方について、残りの15%が恋愛とか生死観で出来ている。私がいつも作者の作品に魅かれるのは「残りの15%」の部分なので、それ以外が幅を効かしていては、ちょっとついていけないのだ。

面白くないかと言うと、そうでもない。「知識本」として楽しむことが出来るなら、それなりに面白く読めると思う。

私は熱帯魚を飼育したことが無いので「へぇっ」と感心しながら読んだ。でも……それだけだ。それ以上でも、それ以下でもない。

一応、恋愛小説の部類に入るのだと思うけれど、恋愛小説にしては恋愛部分が薄過ぎる。そしてウンチク本として読むには文章が重すぎるのだ。

なんと言うか……この作品の淡々とした感じとか、読者に媚びてくれないところは、大崎善生の美点なのかも知れないけれど、今回はちょっとバランスに欠けているように思う。

次の作品に期待したい。

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白い木蓮の花の下で
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