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戦友の恋 大島真寿美 角川書店

いきなりこんな感想を書くのはどうかと思うのだけど、ちっとも面白くない作品だった。

働く女性が主人公の話。主人公は漫画の原作者。その周囲にいる人は、編集者とか芸術家とか「ちょっと格好いい職業」に従事する人達。

たぶん癒し系に分類される作品だと思う。

なんと言うか……悪くは無いのだど、このテの話は食い飽きちゃったのだ。

どうして「30代~40代の女性」をターゲットにした小説って、どれもこれも似たような作品になっちゃうのだろうか。いい加減、違った感じの物が読みたい。

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戦友の恋

漫画原作者の佐紀は、人生最悪のスランプに陥っていた。デビュー前から二人三脚、誰よりもなにもかもを分かちあってきた編集者の玖美子が急逝したのだ。

二十歳のころから酒を飲んではクダをまいたり、互いの恋にダメ出ししたり。友達なんて言葉では表現できないほどかけがえのない相手をうしなってしまった佐紀の後悔は果てしなく……。

喪失と再生、女子の友情を描いた、大島真寿美の最高傑作!

アマゾンより引用

感想

いきなり悪口を書いたけれど、共感出来る部分が無いではなかった。

私は現在、結婚していて育児に振り回されている専業主婦だ。だが、結婚自体が遅かったので主人公の生活は「私も独身だったら、こういう風に生きたんだろうなぁ」と思わせるものがあった。

もっとも私は独身時代、同居していた家族に振り回されていて、この作品の主人公のように自由に生きることは出来なかったのだけど、もし1人暮らしだったら、きっと主人公のように生きていたと思う。

真面目に働いて、そこそこ遊んで、自分ちに帰って自分の好きな食べ物を気ままに調理して、お酒飲んで寝る……と言うような生活。

この作品の中には「ものすごく美味しそうな食べ物」は登場しないのだけど、食事の場面で「なんか、分かるわぁ」と言うシュチュエーションが多かった。

人が生きていく上で、飲んだり食べたりする楽しみってけっこうウェイトが高いように思う。

なんて言ったら良いのかなぁ……食にこだわるとか、そう言うのじゃなくて、もっと普通っぽいレベルでの幸せがあると言うか。

ひと言で片付けるなら「スイーツ」な小説。

だけど、それなりに読めなくもない。個人的に、大島真寿美には少し注目していたのだけど「こういう路線なら、もういいかな…」と思ってしまった。

ちょっと面白い感性を持っている作家さんなので期待し過ぎたのかも。ちょっと残念な感じの1冊だった。

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白い木蓮の花の下で
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