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傘の自由化は可能か 大崎善生 角川書店

どうやら私は、大崎善生と非常に相性が良いみたいだ。

激烈に好きというほどではないし、読んだ作品だって「読んだ後から内容を忘れている」なんて事も多いのに「なんだか好き」としか言いようが無い。

たぶん、物事の考え方のベースが似ているのだと思う。強いて言うなら肌に合う……って感じ。

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傘の自由化は可能か

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駅やコンビニや飲み屋に、使いたい人がいつでも使用できる「自由な傘」を置いておく―パリのカフェで、札幌に向かう寝台列車で、日曜日の西荻窪の路上で、泡のように浮かんでくる思い。

小説デビュー作『パイロットフィッシュ』で主人公の青年も夢みたシステムは、現実でも可能なのか?表題エッセイのほか、旅や言葉、本や大好きな周囲の人々など、作家ならではの思索的日常をさりげなくスケッチしたエッセイ集。

アマゾンより引用

感想

今回読んだ『傘の自由化は可能か』はエッセイ集。どの作品も良かったのだけど『優しさを忘れない』という作品にはガツッっとやられてしまった。

あまり感激したので、この読書録ではなく日記に、アレコレと書いてしまったほどだ。

エッセイを読んで、ここまで入れ込んで…もとい、惚れ込んでしまったのは初めてかも知れない。私は大崎善生の静かな文章と、滲み出る優しさが好きなのだと思う。

淡々として派手じゃないところが、とても良い。

図書館で借りた本なのだけど、手元に置いて嘗め回すように味わいたい1冊。あれこれ感想を書けないほどに気に入ってしまった。とても幸せな巡り合わせだったと思う。

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白い木蓮の花の下で
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