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書評

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雪のアルバム 三浦綾子 小学館

学生時代、それこそ文庫本の背表紙が擦り切れるくらい読んだ1冊。ヒロインが洗礼を受けるため、牧師にあてた「信仰告白」と言う...

岩に立つ 三浦綾子 講談社文庫

数ある三浦綾子の作品の中でも5本の指に入るほど好きな作品。久しぶりに再読してみた。三浦綾子と言えは『氷点』『塩狩峠』『道...

ひつじが丘 三浦綾子 講談社文庫

数ある三浦綾子の作品の中でも20代の頃に大好きだった作品。「三浦綾子さんの作品の感想をお願いします」とメールを戴いたので...

をちこちさんとわたし 小島水青 中央公論新社

なんだか掴みどころの無いフワフワした読み物だった。題名の「をちこちさん」は感じで書くと「遠近さん」となる。主人公で一人称...

そのように見えた いしいしんじ イースト・ブレス

何年かぶりに、ふと思い立っていしいしんじの作品を手にとってみた。いしいしんじは私にとって大好きだ大嫌いな作家だ。それこそ...

5人のジュンコ 真梨幸子 徳間書店

題名が示す通り「ジュンコ」が5人登場する作品である。途中「バタフライ・エフェクト」と言う言葉が出てくるのだけど、この作品...

少女のための秘密の聖書 鹿島田真希 新潮社

鹿島田真希の作品を読むのはこれで4冊目。毎回「イマイチ」と書いているにも関わらず、何度も懲りずに手に取ってしまう不思議。...

後妻業 黒川博行 文藝春秋

発売当初は書店で平積みされていて「爺を騙すのは功徳や」と言う帯が巻かれていたのを記憶している。初めて目にした時は「高齢者...

電車道 磯崎憲一郎 新潮社

『電車道』と言う題名から「鉄道ヲタクの話かな」と自分勝手な想像をして手に取ってみた。しかし全く予想と違った話でビックリ。...

わたしたちはその赤ん坊を応援することにした 朝倉かすみ 幻冬舎

図書館の新刊コーナーで目についたので、なんとなく手にとってみた。朝倉かすみの作品朝倉かすみを読むのはこれで3冊目。前回読...

男役 中山可穂 角川書店

中山可穂と言うと「なかなか新作を書いてくれない作家さん」と言うイメージが強い。何年も新作が出なくてヤキモキさせられてばか...

ブルース 桜木紫乃 文藝春秋

文句なしに面白かった! 大人の女性に是非ともオススメしたい。男性が視点で読むとどうなのかは微妙だけど。生まれつき指が6本...

宰相A 田中慎弥 新潮社

芥川賞受賞後の野心作との触れ込でツイッター界隈でいたく評判が良いので手に取ってみた。田中慎弥の作品を読むのはこれが2作目...

昭和の犬 姫野カオルコ 文藝春秋

無冠の女王、姫野カオルコの直木賞受賞作。私の姫野カオルコの歴の原点はなんと言っても処女三部作(『ドールハウス』『喪失期』...

ワイルドスワン ユン・チアン 講談社文庫

長い、長い物語だった。祖母、母、娘と3代にわたる中国人女性達の物語。ちょうどパール・バック『大地』の後に続く時代の話なの...

ひみつのかくればしょ レイニイ=ベネット 偕成社

私は年中、本の置き場所に頭を痛めているのだが、中でも場所を取るのが児童書だの絵本だのといった類のものだ。絵本はかなりの数...

体の贈り物 レベッカ・ブラウン マガジンハウス

エイズ患者のサポートをすることを仕事にしている女性が主人公の連作短編集。どの作品にも「○○の贈り物」という題名が付けられ...

インストール 綿矢りさ 河出書房新社

綿矢りさは初挑戦の作家さん。女子校生作家の作品というから、どんなにチャラチャラした話だろうとドキドキして読んだのだのだけ...

シャトウ・ルージュ 渡辺淳一 文春文庫

私は今まで渡辺淳一のことを、ずっと「スケベ作家」だと思っていた。渡辺淳一と言うと『失楽園』が有名だけど『失楽園』以外も不...

キッスキッスキッス 渡辺淳一 小学館

先人達のラブレターを集めた書簡集。ラブレターの原本に、恋人達のエピソードを添えて作者の解説が入っている。日記フェチ・書簡...

忙しい人こそ料理は上手い 若山慧子 小学館

NHK『今日の料理』の元プロデューサーが書いたエッセイ。『今日の料理』の撮影話や、そこで出会った料理人達の話、働く主婦と...
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