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書評

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下町ロケット2 ガウディ計画 池井戸潤 小学館

直木賞を受賞した『下町ロケット』の続編。続編と言っても全く別の話なので前作を読んでいない人も楽しめると思う。今度はロケッ...

薄情 絲山秋子 新潮社

久しぶりに「ちょ! これはタイミング良過ぎですよ!」と驚いた1冊。図書館の新刊本コーナーに並んでいたので発売して、それほ...

消滅世界 村田沙耶香 河出書房新社

村田沙耶香者の作品を読むのはこれで5冊目。毎度、絶賛している訳でもなく「厨二病的だ」とか「まぁ、分からんじゃないけど」と...

つかこうへい正伝 長谷川康夫 新潮社

恥ずかしながら私がこの本を読んで1番驚いたことは「つかこうへいって、死んじゃってたの?」って事。きっとニュースなんかで見...

謎の毒親 姫野カオルコ 新潮社

姫野カオルコは20代の頃からずっと追っている作家さんだ。途中「もうマンネリで面白くない」とか「姫野カオルコは卒業する」と...

世にも奇妙な君物語 朝井リョウ 講談社

『世にも奇妙な君物語』は朝井リョウがテレビドラマ『世にも奇妙な物語』がを愛するがために『世にも奇妙な物語』をイメージした...

D菩薩峠漫研夏合宿 藤野千夜 新潮社

年末の図書館の特設コーナー「芥川賞作家特集」に並んでいたので手にとってみた。藤野千夜は芥川賞作家とのことだけど「名前だけ...

モナドの領域 筒井康隆 新潮社

筒井康隆の作品を読むのはたぶん20年以上ぶり。私はSF好きじゃないので、筒井康隆の作品は有名ドコロをさらった程度で読み込...

ドール 山下紘加 河出書房新社

『ドール』は第52回文藝賞受賞作。いじめられっ子の中学生がラブドール(昔風に言うとダッチワイフ)に恋をする物語だと噂に聞...

二階の王 名梁和泉 角川書店

『二階の王』はツイッターで「怖い」と評判になっていたので読んでみた。第22回日本ホラー小説大賞で優秀賞を受賞とのこと。私...

のろい男 俳優・亀岡拓次 戌井昭人 文藝春秋

戌井昭人の作品を読むのはこれで3冊目。私は戌井昭人の書く「男」が好きみたいだ。飄々してとぼけた感じがとても良い。今回の主...

スクラップ・アンド・ビルド 羽田圭介 文藝春秋

第153回芥川賞受賞作。ピース又吉の『火花』と共に受賞して何かと話題になった作品。早速図書館に予約して、やっと順番がまわ...

スピンクの壺 町田康 講談社

町田康、2冊目。犬の語りで構成されている作品で『吾輩は猫である』の犬バージョンってところだろうか。創作なので小説ってこと...

おしゃれと無縁に生きる 村上龍 幻冬舎

村上龍と言うと、かつては村上春樹と並んで「W村上」なんて呼ばれている大御所だけど、恥ずかしながら、作品は数冊しか読んだ事...

自画像 朝比奈あすか 双葉社

『自画像』は胸くその悪くなる悪い作品なので万人にはオススメ出来ない。つい最近まで学校にいた人には特に。スクールカースト上...

茅原家の兄妹 藤谷治 講談社

またしても図書館の新刊コーナーで「ジャケ借り」。そして爆死した。題名と表紙に惹かれて手に取った。耽美な表紙。内表紙もモス...

院内カフェ 中島たい子 朝日新聞出版

自慢出来るような話ではないけれど、私は生まれてこの方病院と縁が切れた事がない。子どもの頃は自分自身が。私が元気になってか...

聖なる怪物たち 河原れん 幻冬舎

作品にも作者にも全く前知識の無い状態で借りた1冊。図書館の新刊コーナーにあったのだけど、題名に惹かれて手に取った。「聖な...

Masato 岩城けい 集英社

ちょっと爽やかな小説を読みたい気分だったので手にとってみた。作品に対して前知識は無かったのだけど、表紙が爽やかだったので...

颶風の王 河﨑明子 角川書店

『颶風の王』は三浦綾子文学賞受賞作の長編小説。馬とかかわる暮らしをしてきた一族の物語。明治、大正、昭和と6代に渡る馬との...

厭世マニュアル 阿川せんり 角川書店

ツイッターで評判が良さ気だったので手にとってみた。野性時代フロンティア文学賞受賞作。自分のことを「口裂け女」略して「口裂...
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