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ま行の作家

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ギケイキ 千年の流転 町田康 河出書房新社

「ゲキイキ」かと思ったら『ギケイキ』だった。 町田康の作品だし、きっと「激烈にイク」と言う意味だろうと勝手に推察したのだ...

されど人生エロエロ みうらじゅん 文藝春秋

なんだかんだ言って、みうらじゅんの作品は沢山読んでいる。 それなのに、感想が1冊もアップされていない不思議。 恐らく、激...

バベル九朔 万城目学 角川書店

お久しぶりの万城目学。『バベル九朔』と言う突拍子もない題名に惹かれて手に取った。 万城目学の付ける題名って他にない感じで...

舟を編む 三浦しをん 光文社文庫

私は三浦しをんの事を誤解していたのかも知れない。 売れっ子作家であることも承知しているし、実力のある作家さんなのも気づい...

焼野まで 村田喜代子 朝日新聞出版

私は40代になってから村田喜代子と出会えた事を幸せに思う。 中高年女性の心理描写が抜群に上手い。たぶん私が20代で読んで...

肉と衣のあいだに神は宿る 松井雪子 文藝春秋

作者の作品を読むのはこれで3冊目。初めて読んだ『刺繍天国』が面白かったので、なんとなく好印象の作家さんなのだけど、正直こ...

乱暴と待機 本谷有希子 メディアファクトリー

芥川賞受賞記念って事でもう1冊読んでみた。 お兄ちゃんから復讐される事を待っている引きこもりの妹と、その妹に復讐する事を...

消滅世界 村田沙耶香 河出書房新社

村田沙耶香者の作品を読むのはこれで5冊目。 毎度、絶賛している訳でもなく「厨二病的だ」とか「まぁ、分からんじゃないけど」...

スピンクの壺 町田康 講談社

町田康、2冊目。犬の語りで構成されている作品で『吾輩は猫である』の犬バージョンってところだろうか。 創作なので小説ってこ...

おしゃれと無縁に生きる 村上龍 幻冬舎

村上龍と言うと、かつては村上春樹と並んで「W村上」なんて呼ばれている大御所だけど、恥ずかしながら、作品は数冊しか読んだ事...

あの家に暮らす四人の女 三浦しをん 中央公論新社

谷崎潤一郎『細雪』のオマージュと言う触れ込みだったので読んでみた。 舞台となる家で暮らす四人の女が細雪のヒロイン達の名前...

八幡炎炎記 村田喜代子 平凡社

ここ数年ハマっている作家さんなのだけど、今までの作風とは全く違っていて驚かされた。 それまでの作品をイメージして読むとコ...

淵の王 舞城王太郎 新潮社

舞城王太郎初挑戦の作家さん。ブレイクしたのはずっと前のことだけど、今まで食わず嫌いしていた。 ペンネームから「なんかチャ...

お引っ越し 真梨幸子 角川書店

「引越し」がテーマの連作短篇集。 それぞれ独立した話だった。ただ、どの物語にも「アオシマ」と言う苗字の男が登場する。今回...

氷点(上・下) 三浦綾子 角川文庫

三浦綾子と言えば『氷点』何と言ってもこの作品は外せない。 『氷点』は三浦綾子のデビューであり出世作。新聞の懸賞小説だった...

道ありき<青春編> 三浦綾子 新潮文庫

黄金週間に入ってからずっと三浦綾子の感想が続いているので、読んでくださっている方はウンザリかも知れないけれど、この黄金週...

雪のアルバム 三浦綾子 小学館

学生時代、それこそ文庫本の背表紙が擦り切れるくらい読んだ1冊。 ヒロインが洗礼を受けるため、牧師にあてた「信仰告白」と言...

岩に立つ 三浦綾子 講談社文庫

数ある三浦綾子の作品の中でも5本の指に入るほど好きな作品。 久しぶりに再読してみた。三浦綾子と言えは『氷点』『塩狩峠』『...

ひつじが丘 三浦綾子 講談社文庫

数ある三浦綾子の作品の中でも20代の頃に大好きだった作品。「三浦綾子さんの作品の感想をお願いします」とメールを戴いたので...

告白 町田康 中央公論新社

感想のリクエストを戴いたので手に取ってみた。 町田康は初めて読む作家さん。「面白い」との評判を聞いていたけれど、食わず嫌...

5人のジュンコ 真梨幸子 徳間書店

題名が示す通り「ジュンコ」が5人登場する作品である。 途中「バタフライ・エフェクト」と言う言葉が出てくるのだけど、この作...
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