読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

スポンサーリンク

ゼンマイ 戌井昭人 集英社

面白かった。この作品、すごく好き。たぶん私は戌井昭人と波長が合うのだと思う。戌井昭人の書く話って感動巨編でもないし、考え...

一つの花  今西 祐行 集英社みらい文庫

娘は小学校4年生。国語で『一つの花』を音読するようになった。娘の小学校では国語は光村図書の教科書を使っている。私も子ども...

切腹考 伊藤比呂美 文藝春秋

私はWEB上で本の感想を書くようになって、けっこう長いのだけど地雷作家と言うか「感想が書き難い作家」がいる。作家自身がど...

どんぶらこ いとうせいこう 河出書房新社

表題作と他2編からなる短編集。表題作のテーマは親の介護問題。他2編は信州のとある一族を描いた作品で「信州弁三部作」との事...

あひる 今村夏子 書肆侃侃房

表題作と他2編。表題作の『あひる』はは芥川賞候補になったとのこと。働いていた頃、通勤途中にあひるを飼っている家があり、毎...

酔狂市街戦 戌井昭人 扶桑社

戌井昭人の本を読むのはこれで4冊目。なんだかんだ言って応援している。「もう手放せません。最高です!」と言うほど好きな作品...

報われない人間は永遠に報われない 李龍徳 河出書房新社

李龍徳の作品を読むのはこれで2冊目。私、けっこう好きみたい。デビュー柵の『死にたくなったら電話して』が好きな人は楽しめる...

下町ロケット2 ガウディ計画 池井戸潤 小学館

直木賞を受賞した『下町ロケット』の続編。続編と言っても全く別の話なので前作を読んでいない人も楽しめると思う。今度はロケッ...

薄情 絲山秋子 新潮社

久しぶりに「ちょ! これはタイミング良過ぎですよ!」と驚いた1冊。図書館の新刊本コーナーに並んでいたので発売して、それほ...

のろい男 俳優・亀岡拓次 戌井昭人 文藝春秋

戌井昭人の作品を読むのはこれで3冊目。私は戌井昭人の書く「男」が好きみたいだ。飄々してとぼけた感じがとても良い。今回の主...

Masato 岩城けい 集英社

ちょっと爽やかな小説を読みたい気分だったので手にとってみた。作品に対して前知識は無かったのだけど、表紙が爽やかだったので...

ミツハの一族 乾ルカ 東京創元社

乾ルカは初挑戦の作家さん。ずっと前から名前だけは知っていたものの「どうせスイーツな作風なんでしょ?」と毛嫌いして読んでい...

オネスティ 石田衣良 集英社

なんだか酷過ぎる話だ。私は好きだけど好き嫌いがキッパリ別れる作品だと思う。「どんな秘密もつくらない。お互い大好きだけど、...

さいごの色街 飛田 井上理津子 新潮文庫

大阪にある「飛田新地」を取材したルポ本。飛田新地はかつて「飛田遊郭」と呼ばれていた場所で、現在も営業が行われている。私は...

そのように見えた いしいしんじ イースト・ブレス

何年かぶりに、ふと思い立っていしいしんじの作品を手にとってみた。いしいしんじは私にとって大好きだ大嫌いな作家だ。それこそ...

電車道 磯崎憲一郎 新潮社

『電車道』と言う題名から「鉄道ヲタクの話かな」と自分勝手な想像をして手に取ってみた。しかし全く予想と違った話でビックリ。...

だめだこりゃ いかりや長介 新潮文庫

ドリフターズのリーダー長さんこと、いかりや長介の自伝エッセイ。プロの物書きさんが書いた文章ではないので、決して上手い文章...

狂人日記 色川武大 講談社文芸文庫

精神病を患った50代の男の物語。作者を投影している部分がある…とのことだが、私は作者の色川武大についての知識は無いし、そ...

少女の領分 入江曜子 講談社

第二次世界大戦中に少女期を迎えたヒロインの成長物語。正直、それほど面白いとは思わなかった。「少女時代って、こんな感じよね...

指輪をはめたい 伊藤たかみ 文藝春秋

これもまた題名に惹かれて手に取った1冊。あざとい題名なので、どうかと思ったけれどこれがなかなか面白かった。ズシリとくる作...

リセット・ボタン 伊藤たかみ 幻冬舎文庫

主人公であるニートの男性と自殺志願者が集まるHPで出会った少女との恋愛小説。作者が芥川賞を取る以前に書いた作品で、読書好...
スポンサーリンク