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書評

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遠い旋律、草原の光 倉阪鬼一郎 早川書房

美貌の女性指揮者と不治の病と戦う画家の青年が彼らの祖父母から続く因縁と謎を解き明かしつつ、それぞれに成長し恋に落ちていく...

最後の晩餐―久米宏対話集 久米宏 集英社

ニュースステーションの人気コーナーだった「最後の晩餐」を1冊の本にまとめた対話集。 「明日死ぬとしたら最後に食べる食事は...

調律師 熊谷達也 文藝春秋

音を匂いとして感じることの出来る「共感覚」という特殊な能力を持った調律師をめぐる連作短編集。 東日本大震災後を挟んで物語...

稲穂の海 熊谷達也 文藝春秋

昭和40年代の日本を舞台にした物語ばかり集めた短編集。あまり期待せずに読んだのだけど、予想外に良かった。 私は今までずっ...

いつかX橋で 熊谷達也 新潮社

第二次世界大戦、終戦直後の仙台を舞台にした長編。 熊谷達也は戦争を知らない世代のはずなのに、よくぞこの時代を臨場感たっぷ...

ウエンカムイの爪 熊谷達也 集英社

北海道が舞台の熊物語だった。 動物写真を撮るカメラマンと熊を研究する人々、ハンター、アイヌの血を惹く女性達がウエンカムイ...

漂泊の牙 熊谷達也 集英社

熊谷達也は2004年の直木賞を受賞した作家さんなので初挑戦してみた……のではなくて、某兄さんが、以前から熱く語っていたの...

晴天の迷いクジラ 窪美澄 新潮社

死にたくなっちゃった3人が、とある入江に迷い込んで立ち往生しているクジラを観に行って立ち直る物語。 なんとなく題名からも...

犬に埋もれて 久世光彦 小学館

作者の愛犬の写真と、犬にまつわるエッセイ1冊にまとめた作品。 「私はある日、犬に埋もれて死ぬだろう」という一文に、やられ...

曠吉の恋 昭和人情馬鹿物語 久世光彦 角川書店

やっと、久世光彦の作品から卒業出来ると安堵した。 やっと、納得のいく作品に出会えたような気がする。 もっとも『早く昔にな...

有栖川の朝 久世光彦 文藝春秋

いつだったか、ちょいと前にあった詐欺事件をモデルにした小説。皇室ゆかりの人間になりすまして、結婚式をしてご祝儀をちょろま...

渚にて On the beach 久世光彦 新潮社

久世氏の逝去に触発されて、手を付けていなかった作品を読んでみたりした。 『十五少年漂流記』とか『蝿の王』と同じタイプの漂...

雛の家 久世光彦 中央公論新社

人形屋に生まれた三姉妹の物語だった。 設定的にはツボだったが、これっぽっちも面白くなかった。グイグイと読ませてくれる力も...

へのへの夢二 久世光彦 筑摩書房

正直、イマイチだった。私は久世光彦のファンだが、この作品はいただけなかった。 へたくそなエロ小説としか思えないほど、セッ...

陛下 久世光彦 新潮文庫

『陛下』は久世光彦の書いた作品の中で2番目に好きな作品。 ちなみにナンバーワンは『早く昔になればいい』である。2つの作品...

飲食男女 久世光彦 文藝春秋

『飲食男女』と書いて「おんじきなんにょ」と読ませるらしい。 恋愛……というより男女の性愛にまつわるエッセイ集。 エッセイ...

蕭々館日録 久世光彦 中央公論新社

『蕭々館日録』は読むのにすごく手間取ってしまったけれど、じっくり読むのに相応しい1冊だった。 大正から昭和にかけて活躍し...

燃える頬 久世光彦 文藝春秋

私は、久世光彦の書く文章のリズムが好きみたいだ。 とりたてて面白いと思えるほどの作品ではなかっのたのに、ゆるゆると、ヌル...

蝶とヒットラー 久世光彦 ハルキ文庫

もう、随分前に読んだ作品なのだが、ふと読みたくなって再読してしまった。 妖しげな12の店と、その店に係わる物と、その物に...

冬の女たち 久世光彦 新潮社

「今の季節に読まなければ何時読むんだ?」てな題名なので手に取ったエッセイ集。 毎度お馴染みの「久世節」で、ネタ的には使い...

桃 久世光彦 新潮社

題名を一瞥してエッセイ集かと思ったのだが「桃」を題材にした短編を多目にあつめた短編集だった。 なぜかしら「桃」という単語...
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