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ショパンとサンド 愛の奇跡 小沼ますみ 音楽の友社

先日観た『戦場のピアニスト』という映画に、やたらとショパンのピアノ曲が使われていたので、なんとなくショパンがらみの本が読みたくなって再読してみた。

こういう場合、普通はショパンのCDを買いに走るものなのかも知れないが、まぁ、その辺はご愛嬌ということで。

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ショパンとサンド 愛の奇跡

1982年初版の改訂新版。ショパンとサンドのロマンスを、オリジナル資料(手紙・サンドの著書)に基づいて客観的に辿った。

サンドとの関係が続いていた時期に多くの傑作が生まれたため、馴染みあるショパンの曲の伝記的背景を知ることができる点で興味深い。

また従来のショパン伝記では不足しがちであった手紙を数多く引用し、丹念に解釈している点で再評価されることが予想される。

ショパン研究においては、サンドを悪女と見る考え方が戦後大きく変わり、また手紙の贋作問題など様々な議論がかわされてきたが、学術的な新説をふまえた修正もなされている。

アマゾンより引用

感想

ジョルジュ・サンドといえば『愛の妖精』の作者。

男装の麗人だと聞いていたので、なんとなくナイーブなショパンをズタボロに傷つけて、言うなれば「遊ぶだけ、遊んで、玩具にして捨てた」のではないかという先入観を持っていた。

しかし意外にもサンドは尽くし型の女性だったよゔた。

なんとなく「男装の麗人」という言葉のイメージから、サンドはものすごく逞しくてサッパリした女性だと思い込んでしまったのが勘違いの原因。

この本に描かれていたサンドは、サッパリ男らしいと言うよりも、むしろ姉さん気質というか、母親ちっくな感じがした。そしてショパンは、甘えっ子と言うか、駄々っ子のような印象。

今風にいうならサンドは「だめんず」かも知れないなぁと思ったりもした。

まったくタイプの違う2人が惹かれあったのが不思議なような気もするし、タイプが違っていたからこひ、惹かれあったのかも知れないなぁ……とも思った。

最終的に2人の恋も「添い遂げる」まで行き着くことはできなくて添い遂げられなかったからこそ「恋」って感じもする。

男女の別れ話なだけに、なんとなく読んでいて重たくて、後半は少し読みづらかった。手紙のやりとりを読んでいるだけで、草臥れてしまう感じなのだ。

私は何を好き好んで、他人の別れ話の手紙なんて読んでいるんだろう……と思ったりして。

ショパンとサンドの関係は、色々な研究家が語っているし、この本だって「ある側面」でしかない。

事実は当人同士に聞いてみなければ分からないのだが、ショパンはサンドと暮らしてる間に、名曲を多く送り出しているところをみると、やはり2人の出逢いは必然だったのかも知れないなぁ……などと思った。

個人的にショパンの曲は大好きだが、ショパンのような男性とは一緒に暮らせない。

私では、とてもつとまらないだろう。もう好きとか、嫌いとかという次元ではなくて。一緒にいたら、一緒に駄目になってしまいそうな。マイナスパワーの強そうな男性だと思った。

ちなみに今は、サンドの『愛の妖精』が読みたい気分だ。あの作品も好きだっんだよなぁ。また、近いうちに読もう……

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白い木蓮の花の下で
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