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タルト・タタンの夢 近藤史恵 東京創元社

ミステリー小説は苦手ジャンルなので滅多に読まないのだけれど、ついつい手に取ってしまった。

あまりにも……題名が美味しそうだったから。

フランス料理店(格式ばっていないビストロって設定)を舞台にした連作短編集。腕の良いシェフや、癖のあるソムリエなど個性の強い登場人物が沢山出てきて、ミステリー音痴の私でもサクサク読むことが出来た。

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タルト・タタンの夢

商店街の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。シェフ三舟の料理は、気取らない、本当のフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。

そんな彼が、客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解く。

常連の西田さんが体調を崩したわけは?フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?絶品料理の数々と極上のミステリ。

アマゾンより引用

感想

あっさりした絵柄を描く人に漫画化してもらったら面白いだろうなぁ……と思う。オノ・ナツメとか、よしながふみとか。

物語はどれもこれも「ものすごく興奮した」とか「泣けた」とか言う類のものではなくて「なんか、ちょっといい話」なのだ。

物足りないと言えば物足りないけれど、この作品の場合は、むしろそれが良い感じ。

料理が美味しそうなのも良かった。

娘を産んでから、ちゃんとしたレストランへはいかなくなってしまったし、行きたいとも思わなくなっているのだけれど「たまには美味しいワインを飲みながらフランス料理もいいなぁ」なんて思ってしまった。

この作品を読んだ読者なら、きっと誰もがそう思うのではないだろうか。

美味しい食べ物は人を幸せにする力がある。これはものすごく単純なことだけど、ものすごく大切なことだ。

ガッツリと何かを読みたい時に読むと、物足りないかも知れないけれど、軽めの物を読みたい時にはもってこいの1冊だと思う。

好きな飲み物を片手に、ゆるゆると読書したい時にお勧めしたい1冊。そこそこ面白かった。

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白い木蓮の花の下で
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