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書評

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虜囚の犬 櫛木理宇 角川書店

櫛木理宇の作品を読むのはこれで2冊目。前回読んだ『鵜頭川村事件』はミステリ小説が苦手な私でも面白く読めたので、図書館で見...

さのよいよい 戌井昭人 新潮社

なんだか掴みどころのない作品だった。 戌井昭人の作品は他の誰にも似ていなくて独特の世界観が持ち味なのだけど、今回はその独...

おばんでございます 桜木紫乃 北海道新聞社

直木賞作家である桜木紫乃の初のエッセイ集。 桜木紫乃は『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞している。私自身、一時期...

競歩王 額賀澪 光文社

『競歩王』は題名通り、競歩をテーマにした作品。 作者の額賀澪は私にとって初挑戦の作家さん。『競歩王』を読んでから調べたと...

サード・キッチン 白尾悠 河出書房新社

白尾悠は初挑戦の作家さん。予備知識ゼロだったのだけど『サード・キッチン』と言う題名と、楽しげに食事をする人達の表紙絵を観...

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 Jam サンクチュアリ出版

『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』は悩み多きお年頃の中学1年生の娘のために借りてきた。 このサイトでは漫画の紹...

善医の罪 久坂部羊 文藝春秋

『善医の罪』は尊厳死を巡る裁判について書かれた物語。久坂部羊はサクサク読める軽いコメディタッチ路線と、『廃用身』や『老乱...

風よあらしよ 村山由佳 集英社

久しぶりに「人を殺せるほどの厚い本」を読んだ。厚くて熱い1冊。 主人公は婦人解放運動家の伊藤野枝。大正時代の文学作品を読...

盤上に君はもういない 綾崎隼 角川書店

Twitterでやたら推されていたので手にとってみた。題名からして将棋がテーマだってことはお察しの通り。 将棋がテーマの...

推し、燃ゆ 宇佐見りん 河出書房新社

宇佐見りんの作品を読むのは『かか』に続いて2冊目。『かか』はイマイチ楽しむことが出来なかったけれど、『推し、燃ゆ』は予想...

魯肉飯のさえずり 温又柔 中央公論新社

温又柔は初挑戦の作家さん。台湾で生まれ、国籍は台湾だけど3歳から日本で暮らしていて、作家として日本で活動されているとこの...

影に対して 遠藤周作 新潮社

遠藤周作の死後24年を経て未発表作品『影に対して』が発見された。『影に対して』は文芸誌『三田文学』に全文が掲載されていて...

犬がいた季節 伊吹有喜 双葉社

お久しぶりの伊吹有喜。『なでしこ物語』シリーズがイマイチ好きになれなかったので少し遠ざかっていたけれど、今回は青春物と聞...

一人称単数 村上春樹 文藝春秋

お久しぶりの村上春樹。『騎士団長殺し』からだと3年ぶりの新作。今回は新作と言っても長編小説ではなく短編集で、短編集的には...

白蟻女 赤松利市 光文社

赤松利市は初挑戦の作家さん。すでに数冊、出版されておられるようだけど今までなんとなく目につかなかった。 今回の『白蟻女』...

眠れる美女 秋吉理香子 小学館

『眠れる美女』は秋吉理香子のバレエミステリ第2段とこのと。私はバレエミステリ第1段の『ジゼル』を読んでいないので、前作の...

なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 村山太一 飛鳥新社

ビジネス系の本の感想は基本的には書かないようにしているのだけど、ちょっと面白かったので感想を残しておきたい。 私は週イチ...

鳩護 河﨑明子 徳間書店

河﨑明子は私が大注目している推し作家。必ず直木賞を取る人だと信じていている。北 『颶風の王』でデビューして以降、なんだか...

将棋指しの腹のうち 先崎学 文藝春秋

前回読んだ『うつ病九段』が予想外に面白かったのと「棋士って、どんな物を食べているんだろう?」と言う興味から照にとってみた...

囚われの山 伊東潤 中央公論新社

『囚われの山』は八甲田雪中行軍遭難事件をテーマにした作品。 作者の伊東潤は初めて読む作家さんなのだけど、Twitter界...

かきがら 小池昌代 幻戯書房

小池昌代は私が新刊を楽しみにしている作家の1人なのだけど、今回も「ううむ」と唸ってしまうほど面白かった。 小池昌代の作品...
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