エンタメ小説

なかなか面白かったし良い作品だと思った。短編小説が４本収録されているのだがハズレが無かったように思う。もちろん「ものすご...

29歳の若さでこの世を去った棋士、村山聖について書かれたノンフィクション。しかし私はこの作品を読むより先に、この作品が原...

大崎善生は初挑戦の作家さん。題名になっているアジアンタムは観葉植物である。個人的に好きな植物なのだが、現物はブルーと言う...

高知県でおこなわれる「よさこい祭り」を舞台にした青春小説。ものすごく甘酸っぱい。だけど、その甘酸っぱさは大人が読むとかな...

2010年度芥川賞の候補作。作者は大森兄弟と言うペンネームの通り、本当に兄弟で合作しているとのこと。ちょっと面白そうだな...

夏に読むにはもってこいのタイムスリップ漂流物。中学の吹奏楽部に所属する主人公達は、島原半島の近くにある、とある島へ合宿に...

戦時中、炭坑を開発するために東京を離れて地方にやってきた主人公と、彼を支える人達の物語だった。炭坑と言っても石炭ではなく...

うーむ。これはイマイチいただけなかった。ごく普通の人々の、ごく普通の生活を扱った短編集なのだけれど、なにげに上滑りで重松...

「結婚したい」と思ってしまった。こんな人となら所帯を持ってみたい。手鍋提げても嫁ぎたい……なんて思うほど主人公が格好よか...

マイブーム内海隆一郎３冊目は短編集だった。『○○の声』という題名ばかりの短編集。たとえば『風の声』とか『祈る声』とか。じ...

ものすごく久しぶりに「安心して読める小説」に出会ったような気がする。「さぁ、私の腕に飛び込んでおいで」と言われて「じゃあ...

題名惚れして手に取った１冊。爺さん達が、バイクだのユンボだの車椅子だのに乗って走っているイラストの表紙がなんとも魅力的。...

私はもう薄井ゆうじファンを名乗っても良いかも知れない……と思うほどに、薄井ゆうじの作品を追っているのだが、今回はいただけ...

面白かった。薄井ゆうじの書く「愛の形」は、私の身体にピッタリ馴染む。ちょっと不思議な話を書く作家さんだとは思っていたけど...

すごいよ薄井ゆうじ。この読書録では私が１番愛している遠藤周作と冊数で肩を並べてしまったではないか。遠藤周作は読書録をはじ...

本は理屈で読むよりもハートで読んだ方がいい……というのが持論なのだが、この作品は理屈で読んだ方が面白いように思う。（もち...

最近は、すっかりどっぷり「薄井ゆうじマニア」になりつつあるのだけれど、この作品はイマイチいただけなかった。作品自体が良い...

面白くてワクワクしながら読み進めてしまった。薄井ゆうじのセンスって好きだなぁ。文章の組み立てが良いのだと思う。知らず知ら...

今回読んだ『創生紀コケコ』はイマイチだった。毎度お馴染みのファンタジーなのだが、さっぱり訳が良からなくて。『ストックホル...

うーむ。面白かった。文句なしに良かった。恋愛小説……ってわけではないのだけれど「愛」の描かれ方が、ものすごくツボだった。...