読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

本の感想

スポンサーリンク

あかはなそえじ先生の ひとりじゃないよ 副島賢和 学研プラス

『あかはなそえじ先生の ひとりじゃないよ』はいつも感想を書くような本のラインナップからは大きく外れてしまうのだけど、非常...

通夜女 大山淳子 徳間書店

大山淳子は初挑戦の作家さん。そこそこ作品数があると思うのだけど、不思議と今まで手に取らなかった。今回は『通夜女』なんて言...

マジカルグランマ 柚木麻子  朝日新聞出版

『マジカルグランマ』は第161回直木賞候補作。第161回の直木賞は候補者が全員女性と言う面白いレースだったけれど、柚木麻...

小箱 小川洋子 朝日新聞出版

小川洋子『ことり』以来、7年ぶりの長編小説。小川洋子は短編よりも長編の方が面白いと思っているので『小箱』を読むのを楽しみ...

イモムシ偏愛記 吉野万理子 光文社

吉野万理子は初挑戦の作家さん。『イモムシ偏愛記』は題名に惹かれて手に取った。「吉野万理子って名前だけは聞いたことある気が...

生命式 村田沙耶香 河出書房新社

村田沙耶香…ヤバいわ。今の日本の純文学作家さんに村田沙耶香以上にクレイジーな作品書く人いないんじゃないかな。良い意味で狂...

妻の終活 坂井希久子 祥伝社

坂井希久子の作品を読むのは『ハーレーじじいの背中』以来で久しぶり。『妻の終活』は題名が全てを語っていて、ガンに侵された老...

三匹の子豚 真梨幸子 講談社

『三匹の子豚』はイヤミス(読後に嫌な気分になるミステリー作品)の女王、真梨幸子の最新作。私の中ではすっかり「真梨幸子は新...

国語教師 ユーディト・W・タシュラー 集英社

私は本が好きだけど普段は日本の小説ばかり読んでいる。若い頃は翻訳物も読んだけど、正直言って翻訳物はちょっと苦手だ。翻訳作...

肉弾 河﨑明子 KADOKAWA

先日読んだ『土に贖う』が猛烈に面白かったので続けて読んでみた。『土に贖う』は短編集だったけど『肉弾』は長編小説。物語の舞...

火環 八幡炎炎記 完結編 村田喜代子 平凡社

『火環 八幡炎炎記 完結編』は『八幡炎炎記』の続編。私は『八幡炎炎記』を読んだ時「これはもしかしたら大作の香りがする。」...

ランチ酒 おかわり日和 原田ひ香 祥伝社

原田ひ香の作品を読むのは『おっぱいマンション改修争議』に続いて2冊目。今回は食べ物小説。最近はなんだかんだと食べ物小説が...

ブスの自信の持ち方 山崎ナオコーラ 誠文堂新光社

私は山崎ナオコーラの作風が好きじゃなくて、前回読んだ『偽姉妹』では「山崎ナオコーラの作品はこれを限りに卒業しようと思う」...

土に贖う 河﨑明子 集英社

河﨑明子は三浦綾子文学賞を受賞した『颶風の王』が良かったので「新作が出たら読みたい」と思っていたのだけど、新刊チェックが...

美しき愚かものたちのタブロー 原田マハ 文藝春秋

『美しき愚かものたちのタブロー』は第161回直木賞候補作。国立西洋美術館美術館建設をめぐる男達の物語。原田マハは自身が美...

夏の騎士 百田尚樹 新潮社 

百田尚樹、3年ぶりの長編小説。百田尚樹は『夏の騎士』を最後に小説家を引退すると明言しているので、百田尚樹の最後の作品…と...

スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八起き篇 角川書店

1冊前に読んだ『水辺のブッダ』があまりにも陰鬱な作品だったので、気分の方向を180度変えてたくて手に取った。『水辺のブッ...

水辺のブッダ ドリアン助川 小学館

巷で評判が良さげだったので読んでみたのだけれど、私にはまったく理解出来なかったし、良さも分からなかった。ドリアン助川の本...

老父よ、帰れ 久坂部羊 朝日新聞出版

『廃用身』を読んからと言うもの、久坂部羊の新刊が出たら出来るだけ読むようにしているのだけど、気楽な感じで面白かった。久坂...

空と湖水 夭折の画家三橋節子 植松三十里 文藝春秋

図書館の新刊コーナーで見つけて、手に取った。題名からして「若くして亡くなった実在の女性画家の物語なんだな」ってことが分か...

神様の暇つぶし 千早茜 文藝春秋

千早茜の作品を読むのはこれで3冊め。『クローゼット』が好みだったので、図書館で新刊を見つけて迷わず手に取った。凄く上手く...
スポンサーリンク