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恋愛禁止 長江俊和 角川書店

長江俊和の作品を読むのは『出版禁止』に次いで2冊目。

長江俊和の書く『○○禁止』と言う作品は「禁止シリーズ」として一定数のファンがいるようだけど『恋愛禁止』は正直イマイチだった。

期待して読んだ分、点数が厳しくなっているのかも知れないけれどミステリとしての魅力を感じなかったし、拗らせ系の恋愛小説としてものめり込む事が出来なかった。

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恋愛禁止

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ザックリとこんな内容
  • 主人公、瑞穂は高校の担任と恋人関係になる。
  • しかし男むは女性を束縛するタイプ。瑞穂は恋人を殺してしまう。
  • 「バレたら捕まる…」そう思っていた瑞穂だが、犯罪は表に出ることなく平穏な日々が過ぎていく。
  • その後、結婚して幸せな家庭を築いた瑞穂だったが、謎の男からショートメッセージが届く。果たしてその男の正体とは……

感想

『恋愛禁止』と言う題名に惹かれて手に取ったのに、どこにでもあるようなありきたりな設定だった。

  • 教師と生徒との恋
  • 恋人は束縛が厳しい男
  • しかも二股、三股をかけるクズ野郎
  • 別れた後にストーカー化する

全部ありがち過ぎる設定で、なんだかレディースコミックを読んでいるような気分になってしまった。とにかく設定が安い…安過ぎる。

物語は主人公が恋人を殺して結婚してからが本番なのだけど、唐突に登場する人物が物語のキーになっていて微妙な気持ちになってしまった。伏線も何もなく、どこからともなく湧いて出た人物が物語を引っ張っていくのだ。

もしかしたら伏線を読み落としているのかも知れないけれど、最初から最後までありがちな展開でドキドキハラハラもしなかったし、そうかと言って恋愛小説特有の楽しさもなかった。

あえて良かった探しをするのなら「癖のない文章なので爆速で読み進めることが出来る」ってことくらい。

失礼ながら『恋愛禁止』なんて題名にしなければ良かったのに…と思ってしまった。

「恋愛」の設定がありきたり過ぎて、恋愛と言うキーワードが作品の中で生かされていないのだもの。

あまりにもイマイチだったので長江俊和はしばらく読まなくもいいかな…と思ってしまった。

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白い木蓮の花の下で
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