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「う」の作家

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大づち小づち 内海隆一郎 河出書房新社

ものすごく久しぶりに「安心して読める小説」に出会ったような気がする。「さぁ、私の腕に飛び込んでおいで」と言われて「じゃあ...

百鬼園随筆 内田百間 新潮文庫

内田百間とは、かの夏目漱石のお弟子さんである。 コアなファンが多い作家さんのようだけれども私は、ほとんど読んだことがなか...

爺爺ライダー 薄井ゆうじ アートン

題名惚れして手に取った1冊。 爺さん達が、バイクだのユンボだの車椅子だのに乗って走っているイラストの表紙がなんとも魅力的...

樹の上の草魚 薄井ゆうじ 講談社文庫

私はもう薄井ゆうじファンを名乗っても良いかも知れない……と思うほどに、薄井ゆうじの作品を追っているのだが、今回はいただけ...

満月物語 薄井ゆうじ ハルキ文庫

面白かった。薄井ゆうじの書く「愛の形」は、私の身体にピッタリ馴染む。 ちょっと不思議な話を書く作家さんだとは思っていたけ...

水の年輪 薄井ゆうじ 岩波書店

すごいよ薄井ゆうじ。この読書録では私が1番愛している遠藤周作と冊数で肩を並べてしまったではないか。 遠藤周作は読書録をは...

星の感触 薄井ゆうじ 講談社文庫

本は理屈で読むよりもハートで読んだ方がいい……というのが持論なのだが、この作品は理屈で読んだ方が面白いように思う。(もち...

午後の足音が僕にしたこと 薄井ゆうじ 光文社文庫

最近は、すっかりどっぷり「薄井ゆうじマニア」になりつつあるのだけれど、この作品はイマイチいただけなかった。 作品自体が良...

社長ゲーム 薄井ゆうじ 講談社

面白くてワクワクしながら読み進めてしまった。 薄井ゆうじのセンスって好きだなぁ。文章の組み立てが良いのだと思う。知らず知...

創生紀コケコ 薄井ゆうじ マガジンハウス

今回読んだ『創生紀コケコ』はイマイチだった。 毎度お馴染みのファンタジーなのだが、さっぱり訳が良からなくて。『ストックホ...

イエティの伝言 薄井ゆうじ 小学館

うーむ。面白かった。文句なしに良かった。恋愛小説……ってわけではないのだけれど「愛」の描かれ方が、ものすごくツボだった。...

12の星の物語 薄井ゆうじ アクセス・パブリッシッグ

童話と呼ぶには、あまりにも大人向けだし、短編小説と呼ぶには、あまりにもメルヘンだし……という物語が12個はいった短編集。...

ストックホルムの鬼 薄井ゆうじ マガジンハウス

『ストックホルムの鬼』は『新刊ニュース』に連載していた『ひとり鬼』を改題したミステリー作品。 サッパリと、わけの分からな...

竜宮の乙姫の元結いの切りはずし 薄井ゆうじ 講談社文庫

『竜宮の乙姫の元結いの切りはずし』とは、こりゃまた長い題名だけど、実在する海草の名前のことだそうな。 「リュウグウノオト...

ドードー鳥の飼育 薄井ゆうじ 集英社

あまり期待しないで手に取った本なのだが、思いがけず夢中になってしまった。 『ドードー鳥の飼育』は星新一のショートショート...

黒絹睫毛 宇佐美游 講談社

恐ろしく感じの悪い小説だった。 ヒロインは女子校生。なんだか知らないけれど、やたらと美醜にこだわる16歳女子(女性でも、...

ピンクの神様 魚住直子 講談社

若い女性が主人公の物語を集めた短編集。ジャンルとしてはYA(ヤングアダルト)に入るのだと思う。 私はヤングアダルトという...

その人を殺したのは 上野哲也 講談社

一応、青春小説になるのだろうか。悩み盛りの男子高校生が主人公。 ちょっと家庭環境に恵まれない子で、父親と2人暮らし。大人...

雨をみたかい 上野哲也 講談社

はじめて読んだ作品『ニライカナイの空で』に感激したので、続けてもう1冊。 こちらは大人を主人公にした3つの作品が入ってい...

ニライカナイの空で 上野哲也 講談社

夏らしい服装をした小学生らしき2の男の子が掛かれた表紙に惹かれて手に取った。 東京生育ちの少年が福岡県田川炭鉱で過ごした...

大正の后 植松三十里 PHP研究所

大正天皇の皇后の生涯を描いた伝記小説。図書館の『新しく入りました』のコーナーにあったので、何の気無しに手をとったのだけど...
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