読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

白蓮

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だれかのいとしいひと 角田光代 白泉社

誰で本を選ぶ時のポイントをいくつか持っていると思う。雑誌やネットで読んだ書評だったり、友人の薦めだったり、本の帯に惹かれ...

世界の中心で、愛をさけぶ 片山恭一 小学館

良い意味において、期待を裏切られてしまった。はじめて手にとった片山恭一の作品は「なんだか知らないけど薄っぺらくて屁理屈満...

満月の夜、モビイ・ディックが 片山恭一 小学館

今回もまた題名に惹かれて手に取ってしまった。最近「題名」に惹かれることが多い。書店や図書館へ行っても心くすぐられる長い題...

ひなのころ 粕谷知世 中央公論社

自分の少女時代を彷彿とさせてくれた作品だった。ある少女の4歳から17歳までの物語で「4歳の春」「11歳の夏」「15歳の秋...

ロマンティックな狂気は存在するか 春日武彦 新潮OH!文庫

小説ではなく、ハウ・ツー本、あるいは実用書的な1冊である。精神科医である著者が、実例にもとずいて、自らの意見を展開してい...

黄泉がえり 梶尾真治 新潮社

書店で平積みされていたので、あまり期待せずに読んだのだけれど、これが意外と面白かった。「なんだか分からないけれど死んだ人...

檸檬 梶井基次郎 新潮文庫

なにげに、やるせない気分になった時に、読みたくなる作品である。初めて読んだのは国語の授業の課題だったと思う。檸檬爆弾だな...

からすのパンやさん かこさとし 偕成社

我が家は基本的に「米飯人」なので、台所にパンがストックされていることが少ないのだが、今日はなぜかロールパン置いてあった。...

どろぼうがっこう かこさとし 偕成社

『どろぼうがっこう』は「かこさとしおはなし絵本」というシリーズに収録されている1冊。幼稚園や学校の図書室、はたまた移動図...

だるまちゃんとだいこくちゃん かこさとし 福音館書店

かこさとしが描いている「だるまちゃんシリーズ」は子供の頃から大好きだったが今でも新作が出ているとは知らなかった。私が子供...

加賀乙彦と津村節子の対話 愛する伴侶を失って 加賀乙彦・津村節子 集英社

加賀乙彦と津村節子の対話本。どちらも好きな作家さんだけあって読み応え抜群の1冊だった。題名から想像出来るけれど、この作品...

ザビエルとその弟子 加賀乙彦 講談社

最近、ついつい読みやすい本にばかり流されがちだった。「頑張って読まなきゃ」って雰囲気がある作品を避けていたのだけれど、や...

夕映えの人 加賀乙彦 小学館

手堅い感じで面白かった。題名のイメージだけで手に取ったので「白い横顔が美しい人妻」と不倫する話かと勝手に思ったものだった...

永遠の都 加賀乙彦 新潮文庫

文庫本7冊揃いの長編小説。あまりの長さに2002年の夏の半分をこの作品に費やしてしまった。時代は大正二年から第二次世界大...

チーム・バチスタの栄光 海堂尊 宝島社文庫

2007年度の「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。ミステリーは苦手なので、滅多に読んだりはしないけれど、何故だかしら...

幸福な王子 オスカー・ワイルド 新潮文庫

クリスマスが近づいてくると、ふと読みたくなる1冊。クリスマスってのは西洋の行事なので、西洋の話を読みたくなるのは自然な成...

マレフィセント エリザベス・ルドニック 偕成社

ディズニー映画の『眠れる森の美女』をベースにして作られた『マレフィセント』と言う映画の原作本。偕成社から出ているディズニ...

ジャイアンツ・ハウス エリザベス・マクラッケン 新潮社

人間嫌いの女性司書と、巨人症の少年の恋……ってことらしい。恋人同志の年の差は14歳。テーマとしては、かなり魅力的だったけ...

ひとまねこざる エッチ・エイ・レイ 岩波書店

子供の頃、大好きだった絵本をあらためて手にとってみた。『ひとまねこざる』ははシリーズ化しているし、キャラクターグッズも多...

チョコレート・アンダーグラウンド アレックス・シアラー 求龍堂

もしも私が「夏休み読書感想文課題図書」を選ぶ立場にあったなら、迷わずこの作品を選ぶ。面白かった。実に面白かった。とある国...

輝ける灰色の贈り物 アリステア・マクラウド 新潮社

善良なカナダ人の書いた、善良な短編小説集であった。けっこう評判が良いようなので期待していたのだが、期待以上に素晴らしい1...
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