読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

純文学

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ハルモニア 鹿島田真希 新潮社

う~む。イマイチ。悪くはないと思うのだけど、私とこの作家さんの作風は相性が悪いようだ。 需要はあると思う。好きな人はハマ...

女の庭 鹿島田真希 河出書房新社

なんだかなぁ。ものすごく面白くなかった。 ここまで退屈な本を読んだのは久しぶり。『ピカルディーの三度』を読んで「これから...

ピカルディーの三度 鹿島田真希 講談社

「タブー」ばかりを集めた短編集。 表題作は音大を目指している男子高校生と音楽教師の同性愛だの近親相姦だのがテーマだったり...

対岸の彼女 角田光代 文春文庫

今まで読んだ角田光代の作品の中では1番面白かった。直木賞受賞作とのこと。 専業主婦でハウスクリーニングの仕事を始めた子持...

檸檬 梶井基次郎 新潮文庫

なにげに、やるせない気分になった時に、読みたくなる作品である。 初めて読んだのは国語の授業の課題だったと思う。 檸檬爆弾...

ザビエルとその弟子 加賀乙彦 講談社

最近、ついつい読みやすい本にばかり流されがちだった。 「頑張って読まなきゃ」って雰囲気がある作品を避けていたのだけれど、...

夕映えの人 加賀乙彦 小学館

手堅い感じで面白かった。 題名のイメージだけで手に取ったので「白い横顔が美しい人妻」と不倫する話かと勝手に思ったものだっ...

永遠の都 加賀乙彦 新潮文庫

文庫本7冊揃いの長編小説。あまりの長さに2002年の夏の半分をこの作品に費やしてしまった。 時代は大正二年から第二次世界...

ことり 小川洋子 朝日新聞出版

「これだよ、これ! 私が読みたかった小川洋子はこれ!」と叫びたくなるような作品だった。 久しぶりの長編小説。出版された事...

いつも彼らはどこかに 小川洋子 新潮社

前回読んだ『最果てアーケード』の時も思ったのだけど、私の好きな小川洋子が戻ってきている。 もはや完全復活と思っちゃっても...

最果てアーケード 小川洋子 講談社

『最果てアーケード』はとある架空の商店街を舞台にして連作短編集。 名作といわれる『博士の愛した数式』以降ずっと抱いてきた...

とにかく散歩いたしましょう 小川洋子 毎日新聞社

毎日新聞に掲載されていたエッセイをまとめたエッセイ集。新聞に掲載していただけあって、爽やかで読み易い内容になっている。 ...

人質の朗読会 小川洋子 中央公論新社

異国でテロリストに誘拐された日本人8人が拘束中、慰みにおこなった朗読会の記録……という形の連作短編集。 人質達は救出作戦...

夜明けの縁をさ迷う人々 小川洋子 角川書店

ちょっと不思議な話ばかりが9つ収録された短編集。私の知っている「あの」小川洋子が帰ってきた! ここのところ、ずっと良い人...

ミーナの行進 小川洋子 中央公論新社

久しぶりの小川洋子。最近はガッカリさせられる事が多くて敬遠していたのだけど、ふと読みたくなって手に取ってみた。 ものすご...

猫を抱いて象と泳ぐ 小川洋子 文藝春秋

大ヒットした『博士の愛した数式』以来の名作との評判で、小川洋子好きとしては読まない訳にはいかないでしょう……と、遅ればせ...

犬のしっぽを撫でながら 小川洋子 集英社

小川洋子の書いた小説はかなり好きなので、エッセイ集も面白かろう……と期待して手に取ったのだが、ちっとも面白くなかった。 ...

博士の愛した数式 小川洋子 新潮社

巷で大絶賛されているようだけど、なるほど評判通りの面白さだった。 交通事故の後遺症で80分しか記憶が続かない数学博士の老...

まぶた 小川洋子 新潮社

そこそこ面白く、サクサクと楽しめたが、しかし心に残るかと言えばそうでもない短編ばかりを取り揃えた1冊……という印象の作品...

貴婦人Aの蘇生 小川洋子 朝日新聞社

重苦しい純文学を続けて読むと、胸が一杯で違ったものが読みたいと思うことがある。 いくら美味でもフランス料理や会席料理を毎...

婉という女 正妻 大原富枝 講談社文芸文庫

久しぶりにガツンと来た。ゆっくりと時間を掛けて読んだし、ゆっくりと時間をかけて読むに値する1冊だった。 女性をこんな風に...
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