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純文学

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寒灯 西村賢太 新潮社

西村賢太の作品を読むのはこれで2冊目。初めて読んだ芥川賞受賞作も面白かったけれどこの作品もそれに勝るとも劣らぬ面白さだっ...

苦役列車 西村賢太 新潮社

「凄い物、読んじゃった」のひと言に尽きる。最近の芥川賞受賞作にはガッカリされられてばかりだったけれど、この作品は芥川賞を...

空のオルゴール 中島らも 新潮文庫

不条理なフランス映画を思わせるような作品だった。ハリウッド映画のようだけれども、お気楽極楽に暮らす能天気な奇術師達の物語...

お父さんのバックドロップ 中島らも 集英社文庫

久しぶりに「ツボ直撃」の1冊だった。中島らもの書く男性って、どうしてあんなにも素敵なんだろう。愛おしくてたまらない。大人...

こどもの一生 中島らも 集英社

中島らもの書いた戯曲の中でも、とくに人気のあった作品の小説化である。演劇好きの友人達が大絶賛している作品なのだけど、私は...

白いメリーさん 中島らも 講談社

中島らもが書いた『夢十夜』というノリの、ちょっと不思議な話を集めた短編集。モダンな感じがとても良かった。作者に限ったこと...

世界で一番美しい病気 中島らも 角川春樹事務所

またしても題名惚れして、買ってしまった。題名惚れして手に取ると失敗する確立が高いのだけど、今回は大成功。とても面白かった...

僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 中島らも 集英社文庫

中島らもは、けっこうご贔屓の作家さんだったりする。ゾッコン惚れこんで…というのではなく、ほどほどに好きというか。野球で言...

アマニタ・パンセリナ 中島らも 集英社

中島らもが実際に体験したり、聞きかじったりしたドラッグについてのエッセイ集。睡眠薬、シャブ、アヘン、幻覚サボテン、大麻L...

ジャージの二人 長嶋有 集英社

そんなに面白くなかったのにも係わらず、けっこう夢中で読んでしまった。物語自体は、どうってことないと思う。だが「夏の別荘生...

猛スピードで母は 長嶋有 文藝春秋

芥川賞受賞作の表題作と『サイドカーに犬』の2作品収録。そこそこ面白かった。が、収録作が2つとも似た感じだったのが残念。私...

日記は秘密に隠すもの 永井するみ 双葉社

タイトルに「日記」と言う言葉に惹かれて手に取った。私は日記を書くのが好きだし、人の日記を読むのが好きだ。日記を読むと言っ...

思いがけないこと 河野多惠子 新潮社

非常にローテンションなエッセイ集だった。河野多恵子の日常生活や、好きな作家(谷崎・三島・菊池)についての自論など。何故だ...

秘事 河野多惠子 新潮社

今回の感想はちょっとだけ「ネタバレ」あります。未読で「ネタバレ」が嫌な方はご遠慮ください。地味な…ひたすら地味な文章でも...

半所有者 河野多惠子 新潮社

短編小説1篇だけを1冊の本とし作られた贅沢な一冊である。長年連れ添った1組の夫婦の物語……もとい妻に先立たれた男の物語で...

悪事 小池昌代 扶桑社

あれあれ。なんだろう、この小物感とコレジャナイ感。小池昌代、久しぶりの短篇集にワクワクしていたのだけど、今回はちょっとガ...

たまもの 小池昌代 講談社

昔付き合っていた男から赤ん坊を預かって、以降ずっとその子と暮らし続けている女が主人公。「山尾」と言う変な名前の男の子と、...

厩橋 小池昌代 角川書店

ものすごく小池昌代「らしい」感じのする作品だった。舞台は東京。スカイツリーのお膝元で、生さぬ仲の娘を育てる夫婦と、養父母...

自虐布団 小池昌代 本阿弥書店

『自虐布団』は月間『俳壇』という雑誌に連載していた短編小説を集めた短編集。どの作品も「言葉」を生業とする人や、あるいは言...

黒蜜 小池昌代 筑摩書房

小池昌代の作品にはすっかり惚れ込んでいるのだけれど、今回は正直イマイチだった。前回読んだ『弦と響』(忙しい時期だったのか...

わたしたちはまだ、その場所を知らない 小池昌代 河出書房新社

小池昌代の長編作品は初めて読んだのだけど面白かった。ずっと短編集を読んでいて「いつかガッツリ長い物を」と思っていたのだけ...
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