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書評

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輪違屋糸里 浅田次郎 文春文庫

感想を書いて欲しいとのリクエストを戴いたので読んでみた。幕末を舞台にして時代小説で新選組の芹沢鴨暗殺事件がテーマになって...

チア男子!! 朝井リョウ 集英社文庫

朝井リョウは『桐島、部活やめるってよ』で小説すばる新人賞を受賞した人で、この先品は2作目らしい。ちなみに私は受賞作は読ん...

きかんしゃやえもん 阿川弘之 岩波書店

ちょいと前から子ども達の間で大流行している『機関車トーマス』の類似品のようだが、初版が昭和34年という、古めかしい名作絵...

乙女の密告 赤染晶子 新潮社

『乙女の密告』は2010年度の芥川賞受賞作。近年、芥川賞作品には全く期待していなくて、この作品も読むつもりは無かったのだ...

うつつ・うつら 赤染晶子 文藝春秋

表題作『うつつ・うつら』と『初子さん』の2作品が収録されていた。表題作はちっとも好きになれなかったのだけど、もう一編の『...

WANTED!! かい人21面相 赤染晶子 文藝春秋

『WANTED!! かい人21面相』は表題作を含む3編の短編小説が収録された短篇集。「大人の少女小説集」と名付けたいよう...

メキシコ人はなぜハゲないし、死なないのか 明川哲也 晶文社

この作品は、どうしてこんなヘンテコな題名を付けちゃったのだろう?友人が絶賛していたので読んだのだけど、そうでなければ絶対...

おおきなおおきなおいも 赤羽末吉 福音館書店

1972年に発行された『おおきなおおきなおいも』私と同じ年。30年以上、子ども達から愛されつづける名作絵本である。ちなみ...

吾妹子哀し 青山光二 新潮文庫

久しぶりに「ガツン」とくる小説を読んだ。スゴイ……凄すぎる。アルツハイマー認知症の妻との夫婦愛を描いた作品なのだが、作者...

ひとり日和 青山七恵 河出書房新社

20のヒロインと71歳の老婆と同居生活を描いた物語。芥川賞受賞作。悪くはないけど芥川賞をあげるほどの作品かなぁ…という印...

めぐり糸 青山七恵 集英社

花街で育ったヒロインと運命の恋人とも言える男との長い長い物語。大河ロマンとまではいかないけれど、恋愛小説としては大作だと...

幕末単身赴任 下級武士の食日記 青木直己 ちくま文庫

『幕末単身赴任 下級武士の食日記 増補版』青木直己、ちくま文庫を読んだ感想です。時代劇、時代小説が好きな方や、江戸風俗について興味のある方なら楽しく読める作品だと思う。幕末の紀州藩士、酒井伴四郎という下級武士を元に書かれていて、とても読みやすい。
本の話

時には否定的な感想も。

私は読書をこよなく愛しているが、だからと言って何を読んでも「面白かった」と思える訳ではない。時には読了と同時に「自然に帰...
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