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シェエラザード 浅田次郎 講談社

何年かぶりで「次郎マジック」にハマってしまった。

面白し過ぎて、のめり込み過ぎて、2屋連続で「弥勒丸」を救おうと奔走している自分……というい夢を見てしまった。

夢の中まで引っ張ってしまうほど面白かったのは『きんぴか』以来のとこだ。

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シェエラザード

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昭和20年、嵐の台湾沖で、2300人の命と膨大な量の金塊を積んだまま沈んだ弥勒丸。その引き揚げ話を持ち込まれた者たちが、次々と不審な死を遂げていく――。

いったいこの船の本当の正体は何なのか。それを追求するために喪われた恋人たちの、過去を辿る冒険が始まった。日本人の尊厳を問う感動巨編。

アマゾンより引用

感想

漢と書いて「おとこ」と読ませたくなるような、最上級の男達の物語だ。謎の沈没船「弥勒丸」を追う男も、「弥勒丸」が沈んだ理由を知る男達も、それぞれに格好よかった。

過去ヒロインの百合子も現在の広いの律子も、生き生きとして好感度大。

過去と現在が交錯するような書き方をしているが、ちっとも不自然ではないし、かえって物語の良さを引き立てていたように思う。

今回は「いくら浅田次郎と言っても人数が多すぎる」と最初は思った。

豪華客船(戦時中なので客船として使われていたのではないが)が舞台なので、人数が多くなってしまうのは仕方のないことなのだなぁ……と思っていのだが、たぶんそうじゃない。

色々なパターンのイイ男を出してやることによって、誰が読んでも1人くらいはハマれる人が出来てくるように作ってるんじゃないかと思う。

年齢だったり、立場だったり、情熱だったり、どの男にその人の気持ちが沿っていくかは、お好みになるだろうが、あれだけ沢山のイイ男がいたらきっと1人、自分の姿を見つけるのではないかと思う。

女の私読んでも面白かったけれど、男のための男の物語という印象。

ぜひ男性に読んでいただきたい。『きんぴか』とか『プリズンホテル』の系列になるような気がする。任侠物ではないし、あそこまで漫画めいてはいないけれど。

久しぶりに次郎で大当たりしたので、続けて読んでみたい気になってしまった。

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白い木蓮の花の下で
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