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エンタメ小説

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高架線 滝口悠生 講談社

作者の作品を読むのはこれで3冊目だけど、滝口悠生の作風は言って好きじゃない。それなのに、この作品に限っては「案外いいじゃ...

焼け跡のハイヒール 盛田隆二 祥伝社

盛田隆二の作品を読むのはこれが初めて。図書館で見つけて題名に惚れた。少し前に読んで気に入った『彼方の友へ』が第二次世界大...

カネと共に去りぬ 久坂部羊 新潮社

名作小説のパロディ的な7つの短編からなる短編集。収録作は「医呆人」「地下室のカルテ」「予告された安楽死の記録」「アルジャ...

ファミリーデイズ 瀬尾まいこ 集英社

瀬尾まいこの大ファン…って訳でもないのに、うっかりエッセイにまで手を出してしまった。ツイッターで評判が良さげだったので「...

いつかあなたも 久坂部羊 実業之日本社

在宅医療(終末期医療)がテーマの短編小説集。医師である久坂部羊が在宅医療に従事していた時の体験を元に書かれたものとのこと...

彼方の友へ 伊吹有喜 実業之日本社

竹久夢二や中原淳一が活躍した少女雑誌『少女の友』を発行していた実業之日本社創業の120周年記念作品。この作品はあくまでも...

ヴィオレッタの尖骨 宮木あや子 河出書房新社

宮木あや子の作品はなんだかんだでそこそこ読んでいて(感想を書いていない作品もある)今さら言うのもなんだけど、私は宮木あや...

人間タワー 朝比奈あすか 文藝春秋

なかなか面白かった。力作の部類に入ると思う。朝比奈あすかは私とさほど変わらない年齢なのに、子どもから老人まで上手いこと描...

うなぎ女子 加藤元 光文社

あまりにも美味しそうな表紙だったので思わずジャケ借りしてしまった。私はお店でちゃんとした鰻を食べた経験が乏しいことも手伝...

銀河鉄道の父 門井慶喜 講談社

宮沢賢治の父親の視点から宮沢賢治と彼の父親を描いた作品。伝記ではなくあくまでも小説なので作者自身の解釈がふんだんに盛り込...

毒母ですが、なにか 山口恵以子 新潮社

私にとって作者山口恵以子は最近の言葉を使うなら、ここ数年の「推し」なのだけど残念ながら今回の作品は面白くなかった。好きで...

砂上 桜木紫乃 角川書店

凄く面白かった。今年読んだ本の中で間違いなくベスト3に入るほどに。人生に行き詰まった中年女性が作家デピューするまでの経緯...

十代に共感する奴はみんな嘘つき 最果タヒ 文藝春秋

題名に惹かれて手に取った。切れっ切れでグッとくる題名だと思う。しかし最初に断っておく。私は40代の正直者なのでこの作品に...

カンパニー 伊吹有喜 新潮社

リストラ候補に上がっている製薬会社の中年サラリーマンがバレエ団に出向し、バレエの公演に取り組むお仕事小説。池井戸潤のお仕...

ジゼルの叫び 雛倉さりえ 新潮社

「女による女のためのR-18文学賞」の最終候補になったデビュー作『ジェリー・フィッシュ』に続く2作目。前作は軽く物足りな...

若葉の宿 中村理聖 集英社

デビュー作である『砂漠の青がとける夜』に続く2作目。今回の作品も京都が舞台。京都の町家旅館に育ったヒロインの成長する姿を...

テロリストの処方 久坂部羊 集英社

『老乱』『廃用身』が続けて面白かったので他の作品も読んでみようと図書館で手に取ったのだけど、これは…イマイチ。駄作とまで...

大沼ワルツ 谷村志穂 小学館

北海道の大沼と言う場所が舞台の物語。私は谷村志穂の作品はそこそこ読んでいるのだけれど、北海道出身の人だとは知らなかった。...

諦めない女 桂望実 光文社

面白かったと聞かれたら、まぁ面白かったし、それなりに希望が見い出せるラストではあったのだけど、読後ものすごく微妙な感じの...

廃用身 久坂部羊 幻冬舎

凄い小説を読んでしまった。圧倒的に面白い。今年はまだ半分しか過ぎていないけれど少なくとも私が上半期に読んだ本の中ではダン...

BUTTER 柚木麻子 新潮社

『BUTTER』は婚活殺人事件の木嶋佳苗をモデルとして書かれた小説とのこと。大体的に売り出されていて、評判が良さげなので...
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