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エンタメ小説

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怪談 小池真理子 集英社

小池真理子の作品を読むのは数年ぶり。どちらかと言うと好きな作家さんなのだけど、最近は「上手すぎて上滑り」な印象が強くて手...

レモン・インセスト 小池真理子 講談社文庫

禁断の恋……姉と弟の近親相姦がテーマの恋愛小説だった。 小池真理子の描く、精神的にちょっぴり倒錯した感じの恋愛小説は好き...

狂王の庭 小池真理子 角川文庫

久しぶりに書店で購入した新刊本だと言うのに、まったくもって駄目だった。 タイトルに惚れて買ったのに「狂おしさ」をちっとも...

蜜月 小池真理子 新潮文庫

辻堂環という画家を愛した6人の女達の物語を繋いだ連作短編集。 6つの恋物語というノリ。それぞれにシュチュエーションも違え...

陰日向に咲く 劇団ひとり 幻冬舎

今さらながらのベストセラー本。図書館で予約していたのが、やっと手元に届いた。 「お笑い芸人に小説が書けるのかな?」という...

万寿子さんの庭 黒野伸一 小学館

短大を出て社会人になったばかりの20歳のヒロイン京子と「意地悪ばあさん」を地でいくような78歳の万寿子さんとの物語。 2...

蟋蟀 栗田有起 筑摩書房

栗田有起作者はいったいどこへ行こうとしているのだろう? 不思議系の話を書く人って、油が乗ってくると暴走して意味不明の物語...

オテルモル 栗田有起 集英社

栗田有起の作品は嫌いじゃない。嫌いじゃないけど物足りない。 感覚とか、設定はすごく好みなのだけど1冊の読み物として評価す...

ハミザベス 栗田有起 集英社

今回の作品は、駄目だった。 前回読んだ『お縫い子テルミー』がツボにハマったので「この作者とは、もしかすると生涯の友になる...

お縫い子テルミー 栗田有起 集英社

表題作と他1編。今風に言うなら「ありえねぇ」ってほどに、ズボッっとハマってしまった。 表題作の『お縫い子テルミー』はかな...

遠い旋律、草原の光 倉阪鬼一郎 早川書房

美貌の女性指揮者と不治の病と戦う画家の青年が彼らの祖父母から続く因縁と謎を解き明かしつつ、それぞれに成長し恋に落ちていく...

調律師 熊谷達也 文藝春秋

音を匂いとして感じることの出来る「共感覚」という特殊な能力を持った調律師をめぐる連作短編集。 東日本大震災後を挟んで物語...

稲穂の海 熊谷達也 文藝春秋

昭和40年代の日本を舞台にした物語ばかり集めた短編集。あまり期待せずに読んだのだけど、予想外に良かった。 私は今までずっ...

いつかX橋で 熊谷達也 新潮社

第二次世界大戦、終戦直後の仙台を舞台にした長編。 熊谷達也は戦争を知らない世代のはずなのに、よくぞこの時代を臨場感たっぷ...

ウエンカムイの爪 熊谷達也 集英社

北海道が舞台の熊物語だった。 動物写真を撮るカメラマンと熊を研究する人々、ハンター、アイヌの血を惹く女性達がウエンカムイ...

漂泊の牙 熊谷達也 集英社

熊谷達也は2004年の直木賞を受賞した作家さんなので初挑戦してみた……のではなくて、某兄さんが、以前から熱く語っていたの...

晴天の迷いクジラ 窪美澄 新潮社

死にたくなっちゃった3人が、とある入江に迷い込んで立ち往生しているクジラを観に行って立ち直る物語。 なんとなく題名からも...

曠吉の恋 昭和人情馬鹿物語 久世光彦 角川書店

やっと、久世光彦の作品から卒業出来ると安堵した。 やっと、納得のいく作品に出会えたような気がする。 もっとも『早く昔にな...

有栖川の朝 久世光彦 文藝春秋

いつだったか、ちょいと前にあった詐欺事件をモデルにした小説。皇室ゆかりの人間になりすまして、結婚式をしてご祝儀をちょろま...

渚にて On the beach 久世光彦 新潮社

久世氏の逝去に触発されて、手を付けていなかった作品を読んでみたりした。 『十五少年漂流記』とか『蝿の王』と同じタイプの漂...

雛の家 久世光彦 中央公論新社

人形屋に生まれた三姉妹の物語だった。 設定的にはツボだったが、これっぽっちも面白くなかった。グイグイと読ませてくれる力も...
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