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渚にて On the beach 久世光彦 新潮社

久世氏の逝去に触発されて、手を付けていなかった作品を読んでみたりした。

『十五少年漂流記』とか『蝿の王』と同じタイプの漂流記だった。

それらの作品と違うのは少年だけでなく少女が含まれていたところだろう。

映画『青い珊瑚礁』の集団バージョンと言うべきか。もともと漂流記物は好きなので、それなりに面白く読ませてもらった。

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渚にて On the beach

中高生を乗せたクルージング・スクールの船が暴風雨に巻き込まれ、座礁。混乱の中、無人島に漂着した少年5人、少女2人。

混沌の中で始まる彼らの生活、待ちうける困難。新境地の青春冒険小説。

アマゾンより引用

感想

漂流記の良さは、想像力の欠如した読者でも「私ならどう動くだろう」とて、物語の中にドップリのめり込んだり、夢想したり出来るところだと思う。

そう言う意味で言うなら及第点。

現代に生きる人間なら? というクエスチョンを充分に満たしてくれる作品だった。

ただ『漂流記』はレベルの高い作品が多いので、この作品がものすごく良いかと言うとNOとしか言えないのが残念である。

少年物漂流記の黄金パターンをなぞった以上のものでは無かった。

少女を投入したことにより、面白くなったか……というと、そうでもなかったのが残念しきり。

久世節炸裂の淫靡な話だったら良かったのになぁ

。何につけ「ありがち」なパターンから抜け出せなかったのが勿体無かった。ラストのオチにしても、ものすごく普通なのだ。普通過ぎるところがどうにも物足りず。

ガッカリした1冊だった。

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白い木蓮の花の下で
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