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本の感想

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今昔 森田たま 暮らしの手帳社

表紙の装丁が素敵だったので手にとってみた。パラパラめくると、着物の話などが書かれてあったから「明治生まれのセレブな奥様の...

池袋シネマ青春譜 森達也 柏書房

読者を選ぶ本だと思う。小説なのだが、ぜんぜん万人向けではない。映画だの、芝居だのに興味のない人には読んでられないんじゃな...

バレリーナの情熱 森下洋子 角川文庫

バレリーナである森下洋子が、バレエや自分の生き方について綴ったエッセイ集である。文筆を本業としていない人が書いているので...

津軽百年食堂 森沢明夫 小学館

明治時代に弘前で開業した食堂にまつわる物語だった。食堂の開業者と、そのひ孫がダブル主人公になっていて、2つの恋が清々しく...

シロツメクサ、アカツメクサ 森奈津子 光文社文庫

作者の書くお話は「ちょっと下品なエロが多いけど馬鹿馬鹿しくて面白いから好き」と思っていたのだけれど、今回は「それ以外」の...

姫百合たちの放課後 森奈津子 フィールドワイ

東京の友人が「君ならきっと気に入るはずだ」と、わざわざ送ってくれた1冊である。レズビアンを主人公にした、エロ・SM・コメ...

吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 森光子 朝日文庫

明治時代、自由廃業した花魁、森光子が書いた日記。森光子は歌人である柳原白蓮を頼って吉原を出て、告発本とも言えるこの作品を...

記憶の繪 森茉莉 ちくま文庫

数年ぶりに再読してみた。相変わらず、森茉莉の書いた物を読むと呆然とさせられる。50歳を越えた人の文章とは到底思えない。子...

妖恋花 幻想押花帖 森真沙子 実業之日本社

森真沙子の作品を読むのは、かれこれ4冊目になるのだが(読書録には書いていないけれど)どの作品も、そこはかとなく「少女漫画...

ホテルモーリスの危険なおもてなし 森晶麿 講談社

かつては名ホテルとして名を馳せたのに、廃業寸前まで落ちぶれたホテル・モーリスが舞台の劇場型ミステリー。一応、ミステリーの...

ぬるい毒 本谷有希子 新潮社

ものすごく嫌な気持ちになる作品なのだけど、わりと面白かった。好き、嫌いで言うと決して好きとは言えない作品だけど、こんな風...

かもめ食堂 群ようこ 幻冬舎

評判の良かった映画の原作本。映画はかなり人気があったみたいだけれど、私はその良さがちっとも分からなかった。「もしかしたら...

放蕩記 村山由佳 新潮社

村山由佳の自叙伝的小説という事らしい。主人公は小説家の女性。母親との確執を中心にして描かれている。そう言えば、この読書録...

星々の舟 村山由佳 文春文庫

久しぶりに私好みの恋愛小説に出会った。ものすごく暗くて救いのない話である。何しろ主人公は実の兄妹で愛し合ってしまうのだか...

ハコブネ 村田沙耶香 集英社

『ハコブネ』は自分の性に違和感を覚えている3人の女性達が主人公の物語。セクシャリティ小説とでも言えば良いのかな。非常に松...

殺人出産 村田沙耶香 講談社

ビックリするほど厨二病的な作品だった。しかし大真面目な作品だ。ラノベっぽくもあるけれど、ラノベにあらず。舞台は近未来日本...

授乳 村田沙耶香 講談社

前回読んだ作品がちょっと面白かったので続けてもう1冊手に取ってみた。表題作と他2編。表題作は群像新人文学賞の優秀賞を受賞...

タダイマトビラ 村田沙耶香 新潮社

ツイッターで評判が良さそうだったので読んでみた。『タダイマトビラ』のテーマは家族。子どもを愛することが出来ない母親に育て...

光線 村田喜代子 文藝春秋

表題作を含む7編からなる短編集。最近、ガツガツと村田喜代子の作品ばかり読んできて、どれもこれも当たりだったけれど、これは...

屋根屋 村田喜代子 講談社

『屋根屋』は中年女が、自宅の屋根を修理してくれた「屋根屋」の男と、夢の中で旅をする物語。好きな人と「夢で会いたい」と思っ...

鍋の中 村田喜代子 文藝春秋

表題作を含む4編からなる短篇集。表題作は芥川賞受賞作。収録されている作品はどれも骨太で面白かった。表題作は従姉妹たちと過...
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