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本の感想

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首里の馬 高山羽根子 新潮社

『首里の馬』は第163回 芥川賞受賞作。作者の高山羽根子の作品は、感想を書いていないけれど、デビュー作の『うどん キツネ...

レイモンさん 函館ソーセージマイスター 植松三十里 集英社文庫

『レイモンさん 函館ソーセージマイスター』は私の読書の師匠が感想を書いていて、気になっていたところを図書館で見掛けたので...

ママ 神津凛子 講談社

題名だけ見て予備知識ゼロで借りてみた。なんとなく昨今流行りの毒親を描く系の話かと思っていたら、予想とは全然違っていた。ど...

あとを継ぐひと 田中兆子 光文社

図書館の新刊コーナーで題名に惹かれて手に取った。田中兆子は初挑戦の作家さん。『女による女のためのR-18文学賞』出身との...

ひとさらいの夏 冨士本由紀 双葉文庫

初めて読んだ『愛するいのち、いらない命』が面白かったので、冨士本由紀と言う作家に俄然、興味が出てきて読んでみた。『ひとさ...

クロス 山下紘加 河出書房新社

山下紘加の作品を読むのは『ドール』に続いて2冊目。『ドール』はいじめられっ子の男子中学生がダッチワイフに恋をする物語だっ...

バケモンの涙 歌川たいじ 光文社

歌川たいじの作品を読むのはこれが3冊目。歌川たいじはどちらかと言うとサブカル系なノリの作品を書く人なのだけど、今回の作品...

たそがれダンサーズ 桂望実 中央公論新社

桂望実の作品は前回読んだ『嫌な女』がイマイチだったので、少し遠ざかっていたのだけれど『たそがれダンサーズ』は「定年退職し...

100文字SF 北野勇作 早川書房

SF作家、北野勇作がTwitterではじめた「ほぼ100字小説」200篇が収録されている。北野勇作は『かめくん』で第22...

家族じまい 桜木紫乃 集英社

『家族じまい』は題名の通り、家族にまつわる物語。最近「墓じまい」だの「家じまい」だのと言った言葉が爆誕していて、それを文...

84歳の母さんがぼくに教えてくれた大事なこと 辻仁成 KADOKAWA

作家、辻仁成が自分の母親と自分自身の幼少期について書いたエッセイ集。とりあえず「四の五の言わずに辻仁成のファンは読んどけ...

生かさず、殺さず 久坂部羊 朝日新聞出版

久坂部羊の作品を読んで素直な気持ちで「面白い」と思ったのは久しぶりかも知れない。私は久坂部羊の書く医療、介護をテーマにし...

愛するいのち、いらないいのち 冨士本由紀 光文社

つい先日「『タイガー理髪店心中』は今年読んだ本でブッチギリレベルで面白かった」って書いたところなのに、またまたブッチギリ...

出来事 吉村萬壱 鳥影社

吉村萬壱の作品は大好きだけど、今回はイマイチ乗り切れなかった。なんだろうなぁ…毎度お馴染みの吉村萬壱って雰囲気を出してい...

タイガー理髪店心中 小暮夕紀子 朝日新聞出版

『タイガー理髪店心中』は今年読んだ本でブッチギリレベルで面白かった。今年はまだ終わっていないけど、私にとって今年ナンバー...

おっぱい先生 泉ゆたか 光文社

泉ゆたかの作品を読むのは『髪結百花』『お師匠さま、整いました!』に続いて3冊目。今までの作品が時代ものだったので、なんと...

影に対して 遠藤周作 三田文学 No.142(2020年夏季号)

作家、遠藤周作が亡くなって24年。三田文学 No.142(2020年夏季号)に遠藤周作の未発表小説の全文が掲載された。遠...

52ヘルツのクジラたち 町田その子 中央公論新社

子どもの虐待(ネグレクト)と、そこから立ち直っていく若者を描いた作品。物語のテーマは違うけれど、少し前に読んだ『かか』と...

うちの父が運転をやめません 垣谷美雨 角川書店

『うちの父が運転をやめません』高齢ドライバーの免許返納をテーマにした作品。「垣谷美雨らしいテーマだなぁ」と感心した。これ...

清く貧しく美しく 石田衣良 新潮社

『清く貧しく美しく』は非正規雇用で働く同棲カップルの恋愛を描いた作品。作者の石田衣良はフリーターをしながら小説を書いてい...

はるかなるわがラスカル スターリング・ノース ブッキング

『はるかなるわがラスカル』は、日本人が大好きなアニメ『あらいぐまラスカル』の原作本。私も子どもの頃、ラスカルの可愛さに夢...
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