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なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 村山太一 飛鳥新社

ビジネス系の本の感想は基本的には書かないようにしているのだけど、ちょっと面白かったので感想を残しておきたい。

私は週イチペースで図書館に通っていて、自分自身が読む本、職場で使う絵本と紙芝居、娘の好きそうな本、夫の好きそうな本を借りてくる。『なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?』は夫のために借りてきたのだけど、なかなかの面白さだった。

とりあえず「一流シェフがサイゼリヤでバイト」ってことだけでも「面白そう」ってなってしまう。コロナ以降、サイゼリヤにはとんと行かなくなってしまったけれど、私はサイゼリヤ大好き民。

辛味チキンを食べながら飲むサイゼリヤのワインは最高だと思っているので、知らぬふりは出来なかったのだ。

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なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?

ザックリとこんな内容
  • 伝説の三ツ星レストランで副料理長にまで上りつめた作者がサイゼリヤでバイトをした経験を書いた作品。
  • 作者はサイゼリヤの「すごい生産性」を求めてバイトとしてサイゼリヤで働くことにする。
  • サイゼリヤで学んだことを生かした結果、作者のレストランの生産性は3.7倍になる。

感想

作者は小説家でもエッセイストでもないので文章自体はさほど面白くない。さらに言うなら「俺、凄いでしょ?」みたいな自己顕示欲が強くて「あ~。はいはい。偉い偉い」みたいな気持ちにもなってしまう。

だけど一流シェフである作者がサイゼリヤのバイトに行ったエピソードのあたりは本当に面白い。「一流」と言われる人は人とは違うと感心させられた。

作者の行動力は素直に素晴らしいと思ったし、それ以上にサイゼリヤの体制に感心してしまった。

徹底的に無駄を省いていく考え方とか、食材に妥協しないシステムとか。

私がサイゼリヤのワインの美味しさを知ったのは数年前のことなのだけど、初めて飲んだ時に「この値段でこの味って凄過ぎない?」とビックリしたのを覚えている。サイゼリヤには「どうせファミレスの味でしょ?」を超えるものがあるのだ。

『なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?』の中でもサイゼリヤのエスカルゴについて「あのレベルのエスカルゴを用意するのは一流店でも難しい」と書かれていた。

「どうしてサイゼリヤは安くて美味しいを実現出来るのか?」について興味がある方はぜひ本を読んで戴きたい。

正直、途中で中だるみする部分もあるのだけれど、自分自身が仕事をしていく上でのヒントも多くて「あ。私もこの考え方を取り入れてみよう」と思った部分がいくつもあった。

そして最後にこれだけは書き残しておきたい『なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?』を読んだ後、サイゼリヤに行きたくてたまらなくなってしまった…ってことを。コロナが落ち着いたら絶対にサイゼリヤ飲みする。絶対にだ。

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白い木蓮の花の下で
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