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た行の作家

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あん ドリアン助川 ポプラ社

ここのところ心身共に停滞気味で読書がちっとも出過ずにいた。そんな時、図書館の新刊本コーナーでこの作品を見かけ、パラッと中...

春夏秋冬ほしかったのはこんな味 土井家のおいしいもん 土井善晴 講談社

料理研究家、土井善晴の料理エッセイ。料理研究家と名乗る人はたくさんいるけれど、私は土井善晴って人がけっこう好きだ。男性な...

おしゃべりなたまごやき 寺村輝夫 福音館書店

今日、昼食に目玉焼きを食べていて、唐突に読みたくなって再読した。子供の頃に好きな絵本だったから、今でも面白いと感じてしま...

すなまわり 鶴川健吉 文藝春秋

『すなまわり』には芥川賞の候補になった表題作と、文學界新人賞受賞作の2作品が収録されていた。特に読みたかったとか、ツイッ...

子規のココア・漱石のカステラ 坪内稔典 NHK出版

正岡子規の研究家である著者が子規の俳句を通して書いたエッセイ集。子規好きが読んでも面白いと思うが、漱石好きが読んでも面白...

雑居家族 壺井栄 毎日新聞社

『雑居家族』は子供のいない夫婦(事実婚で籍は入っていない)が、次々と子供を引き取って暮らす日々を描いた作品だった。『雑居...

母のない子と子のない母と 壺井栄 新潮文庫

壺井栄と言えば『二十四の瞳』を真っ先に思い浮かべる。何度か映画化されていて、映画版も好きだった記憶がある。この作品は題名...

とにかくうちに帰ります 津村記久子 新潮社

表題作他数篇からなる連作短編集。1度でも会社務めをした事のある人なら、多少なりとも共感が持てる作品だと思う。社会小説では...

婚礼、葬礼、その他 津村記久子 文藝春秋

『婚礼、葬礼、その他』は表題作と他一編を収録。表題作は結婚式とお葬式のダブルブッキングというドタバタ劇。主人公は働く独身...

アレグリアとは仕事はできない 津村記久子 筑摩書房

津村記久子ははじめて読む作家さんの作品だけど、なかなか描写の上手い人だと感心させられた。題名になっている「アレグリア」と...

愛の力 蔦森樹 東京書籍

作者の蔦森樹は女性として生きる「元・男性」で、ゲイではなく「女性になりたい男性だが、恋愛対象は女性」とのこと。作者を投影...

はじめてのおつかい 筒井頼子 福音館書店

今日、仕事帰りに地元のスーパーで「はじめてのおつかい」体験中であろう子供と遭遇した。「はじめてのおつかい」ってのは、どう...

紅梅 津村節子 文藝春秋

すごく良かった。あまり良かったものだから、ちゃんと感想を書ける気がしない。それくらい良かった。私は20年来、津村節子のフ...

遍路みち 津村節子 講談社

やっぱり好きだなぁ。この作津村節子の文章。なんかこう…品があって良い。品があるけど取りすました感じがしないのが、とても良...

土恋 津村節子 筑摩書房

う~む。微妙。津村節子の作品は大好きで、ことに「仕事に生きる地味な女」を書かせたら天下一品だと思っているけど、今回の作品...

女の引出し 津村節子 中公文庫

読みやすく、上品な文章で、気持ちの良いエッセイ集だった。創作の裏話などもあり、作者のファンとしては嬉しい1冊。読書録には...

絹扇 津村節子 岩波書店

仕事を持つ女シリーズ……と私が勝手に名付けている作者お得意のパターンの小説だった。福井県の絹織物に従事する女性の半生。そ...

菊日和 津村節子 講談社

ここのところ、本のアタリが良くなくて「手堅く面白いものを読みたい」と思って、この作品を手に取った。私は津村節子の大ファン...

千輪の華 津村節子 新潮文庫

「ひたむきに働く女性を描かせたら津村節子の右に出る作家さんはいないかも」と思ってしまうほど、作者の「あったかい眼差し」が...

愛をください 辻仁成 マガジンハウス

『愛をください』は手紙のやり取りだけで表現される書簡小説。「感想を書いて欲しい」とのリクエストを戴いて読んだのだけど、ど...

サヨナライツカ 辻仁成 世界文化社

何ページか読んだところで「これは、なんのドリーム小説?」と首をかしげてしまった。結婚を前にした青年の前に突如現れる謎の美...
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