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すなまわり 鶴川健吉 文藝春秋

『すなまわり』には芥川賞の候補になった表題作と、文學界新人賞受賞作の2作品が収録されていた。

特に読みたかったとか、ツイッター等で評判を聞いた訳でもなく、表紙絵のアンパンが気に入って、ふと手にとってみた次第。

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すなまわり

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相撲好きの少年は、相撲記事となれば、小さな三面記事まで切り抜かずにはいられない。相撲中継に夢中で勉強は一切しない。

自分の体格に見切りをつけ、行司の道を選んだ彼は、砂と汗にまみれたエキサイティングかつ単調な青春を送る――

第149回芥川賞候補作。併録「乾燥腕」は第110回文学界新人賞受賞作。ひとり暮らしの若い男の、不快と、それと背中合わせの奇妙な悦びを描き、独特のおかしみを醸し出している。

アマゾンより引用

感想

表題作の『すなまわり』は新人行事の話だった。なんと作者の鶴川健吉自身、以前は行事をしていたとのこと。

行事経験のある作家さんって、かつて居なかったんじゃなかろうか? 私は相撲が特に好きって訳ではないけれど、知識欲を満たすという意味でとても興味深かった。

どちらかと言うと職人系の作風だと思う。すっごく地味で派手さが無い。

だけど、新人作家さんで職人系って貴重だと思う。すかして無くて、強いて言えば文学こじらせちゃった感があるような。

面白さはほどほどだったけれど、私の中では、ものすごく将来が楽しみな作家さんに踊りでた。

文學界新人賞を受賞した『乾燥腕』は、いかにも新人賞を取りそうな作品ではあったけれど、個人的にはノーサンキュー。

地味な作風は『すなまわり』と変わらないけれど、それに気だるさと不愉快さがプラスされていて、読後感が非常に悪い。

才能があるとか、文学的に素晴らしいとかはともかくとして、感覚的に受け付けなかった。

2作品のうち、1本しか好きになれなかったけれど、是非次の作品も読んでみたいと思う。

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白い木蓮の花の下で
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